時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

羽生結弦 始動

2018-09-16 | 羽生結弦通信


今更ですが
羽生結弦選手の
今シーズン
SP/FP
プログラム使用曲
決まったみたいですね

SP/秋によせて
作曲:ラウル・ディ・ブラシオ
振付:ジェフリー・バトル

FS/Origin Art on Ice
作曲:エドウィン・マートン
振付:シェイ=リーン・ボーン

ショートプラグラムは
2004年から2006年に
ジョニー・ウィアーがFSで使用した
『秋によせて』
フリープログラムは
2003年から2004年に
エフゲニー・プルシェンコがFSで使用した
『ヴァーツラフ・ニジンスキーに捧ぐ』
だとか?

羽生選手が
尊敬する
先輩でございます



『ヴァーツラフ・ニジンスキーに捧ぐ』と言えば
当時
プルシェンコが
史上最高6点満点を
叩き出した
伝説的楽曲です
因みに
エドウィン・マートン作曲(編曲?)の
『Art on Ice』
『King of the Forest』
『Magic Stradivarius』
リムスキー=コルサコフ作曲
『Sheherazade』
が使われていました
羽生選手は
『Art on Ice』+α
でアレンジしたようで
『ヴァーツラフ・ニジンスキーに捧ぐ』の
羽生結弦版に
自ら
『Origin』と命名しています

ご本人曰く
オリジンには
『起源』『始まり』という意味を持たせたかった
プルシェンコさんのことは
ずっと
こういうふうになりたいなと思いながら見ていて
小さいころからやりたいなと思っていました
『ニジンスキー』を滑っているときの
圧倒的なオーラとポーズ
音に合わせている動き
ジャンプ
すごくひかれた記憶があります

秋によせては
男性だからこそ出せる中性的な美しさに
衝撃的でした
ジャンプを降りたときの流れや姿勢
一つひとつの丁寧さ
ランディングの美しさ
そこにすごくひかれて
自分もこういうふうに跳びたいな
滑りたいなって…


自らの競技人生が
終盤に差し掛かっている
と言う実感から
幼少期から
憧れた曲を採用することで
自分の起源を感じながら滑りたい
と考えたようです

楽曲使用については
4月に
東京都内で行われた
Continues ~with Wings~
直接使用を申し出て
OK頂いたようです



プルシェンコが
ニジンスキーで観客を
魅了した
超絶ステップ
プルシェンコにしか
表現できない世界観
同じく
ウィアーをにしか
表現し得ない世界観
それら完璧な
フィギュアファンに
インプットされた演技を
上書きすべく
超えるべく
羽生版
「Origin」「秋によせて」
引っさげて
2018年2019年シリーズ
いざ出陣!

因みに
羽生選手の初戦は
20日から始まる
オータムクラシックインターナショナル
です
目標が高いので
第一戦は
調子見ってことで!
採点方法変わってますし
何といっても
フリーの演技時間が
4分30秒から4分と
30秒減ってますからね~
練習と本番では
体力の消耗度も
違ってくるだろうし…

日本男子シングルスの
成績・実績云々は
宇野昌磨選手に
全部任せ
今後は
自分の目指す
パフォーマンス
表現したい
世界観の構築&完成にのみ
集中して欲しい!

4回転跳ばなくても
構わん!
今は
とにかく
氷上での滑りを見たい!

~おまけ~
最近
小生の周辺及び
関係者に
‘アンチ羽生結弦’が
増加しているような…
上から目線とか言うか
年齢にそぐわぬ
優等生っぷりが
気に障るらしい

なんでや!