しゃばけシリーズ外伝～またあおう～

お江戸は日本橋
長崎屋の跡取り息子
若だんなこと一太郎の周りには
愉快な妖たちが沢山
そんな仲間を紹介しようとして楽しい騒動が起きる
「長崎屋あれこれ」
屏風のぞきや金次らが
『桃太郎』の世界に迷い込む「またあおう」
若だんなが長崎屋を継いだ後のお話で
妖退治の高僧・寛朝の形見をめぐる波乱を描く
「かたみわけ」など
豪華5編を収録した
文庫でしか読めない待望のシリーズ外伝



楽しかったけど
若だんな
あんまり出てこなかったし
若だんなが長崎屋を継いだ後の
具体的な仕事ぶりとか
於りんとの祝言とか
栄吉のその後とか
そのあたりが読みたかったのに
まったく
1ミリも触れておらず…
知りたいこと
気になっていた
部分が書かれていなかったので
ある意味
期待外れでした

広徳寺の寛朝や
寛永寺の寿真が
亡くなってて
寛朝の弟子・秋英と
寿真の弟子・黒羽が
妖退治の担い手になってる…
それじゃ～
父・藤兵衛と
母・おたえは？
って
これが書かれてない…
何とも
中途半端な外伝でした