時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

スパイダーウィックの謎(Les Chroniques de Spiderwick)

2008-04-20 | 映画


原題:THE SPIDERWICK CHRONICLES

80年間封印されていた謎の書を読んだ姉弟が
妖精たちと必死に戦う姿を描くミステリアス・アドベンチャー
主人公の双子の兄弟を
「チャーリーとチョコレート工場」のフレディ・ハイモアが好演

あらすじ
両親が離婚し
母親と共にNYから新たな生活を始めるため
森に囲まれたスパイダーウィック家の屋敷へとやって来た
双子の少年ジャレッドとサイモンそしてマロリーの3人姉弟
ある日
人一倍好奇心旺盛なジャレッドは
屋根裏の隠し部屋からある“謎の書”を発見する
その書には
かつてそれを記した大叔父アーサー・スパイダーウィックの
“決して読んではならない”という警告のメモが…



しかし
だからこそ
好奇心を抑えきれず
その書を開いてしまったジャレッド
その瞬間から
屋敷とその周り一帯は真の姿を現し始める
普段は人間に見えない“妖精”たちを
“マジック・ストーン”によって見る力を得た彼らの前に現れたのは
友好的な妖精だけではなかった…
                           「goo映画より引用」



私が最初に読んだファンタジー作品は
佐藤さとる氏の
「だれも知らない小さな国」
でした
それから
「不思議な目をした男の子」
「星から落ちた小さな人」
「豆つぶほどの小さないぬ 」
とコロボックルシリーズに
胸をワクワクさせながら読んだものです

横浜の山中に住んでいた当時
山に秘密基地を作っては
コロボックルがいないものか
出会えないものかと
真面目に考えたものです

次に読んだのが
J.R.R. トールキンの「指輪物語」でした
この作品で
初めて
エルフやドワーフと言った西洋の妖精達を知る事となります
非常に細かい文字がびっしり詰め込まれた文庫本に
悪戦苦闘しながら読んだもんです



どちらかと言えば
人間と敵対する存在ではなく
穏やかな身近な優しい存在として描かれていますが
この映画「スパイダーウィックの謎」に登場する
妖精達は
ちょっと違います

大叔父である
アーサー・スパイダーウィックが作った
危険な本‘妖精の手引書’をめぐり
双子の兄弟と姉が
森の妖精ゴブリンとその親玉オーガー(マルガラス)と戦います

ジャレッドとサイモンそしてマロリーの3人は
‘妖精の手引書’を死守することが出来るのか
妖精ゴブリンとその親玉オーガーを
倒すことができるのか!



屋敷に住みついていた妖精シンブルタックの大好物が
‘ハチミツ’だったり
妖精にダメージを与えるのが
‘トマトソース’だったり
と言うのが
児童文学っぽくて良いです

姉弟たちの中で
双子の弟ジャレットは
父親が大好きで
本当は一緒に暮したいと思っている
そんな彼が
妖精との戦いの中
成長し
最後にある選択をします
さて
どんな選択?
どんな道を選んだのか・・・



原作を読んでいないので
比較は出来ませんが
見ごたえのある作品だと思いますよ
日本では
4月26日より全国ロードショー公開です

下記に載せた「スパイダーウィック家の謎」HPでは
もっと詳しくストーリーの内容や
登場人物の事が紹介されています
関心のある方は
そちらも併せてご覧下さい




スパイダーウィック家の謎
http://www.bunkei.co.jp/spiderwick/index.html

映画「スパイダーウィックの謎」公式サイト
http://www.sw-movie.jp/



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