高校事変Ⅻ

激しく燃え盛る炎の中
相まみえる
優莉架禱斗と結衣
長女の智沙子
次男の篤志
四女凛香
犯罪史上最凶のテロリストを父に持つ
きょうだい入り乱れての
死闘が幕を開けた
武装勢力による
国家侵略を受けた
日本の運命をも左右する最後の戦い
その果てに見えるものは…
「千里眼」「探偵の探偵」シリーズも横断する
壮大にして圧倒的なスケール
息もつかせぬ
ノンストップJK青春ハードボイルド！



12巻は
昨年3月に
発売されていました
手元には
あったんですけど
手に取ることが
読むことが
できませんでした
読むにも
パワーが必要なんですよ
読み始めてからも
途中で
他の作品
読んだりして
ようやく…

『高校事変Ⅰ』以降
結衣と生死を共にした
キャラクターが
続々登場
結衣の母
友里佐知子と
因縁のある
岬美由紀や
凛香の母
市村凛と因縁のある
紗崎玲奈も登場
まさしく
フィナーレに
相応しい内容でした

結衣は
無事高校を無事
卒業
メフィストコンサルティングから
就職しないかと
勧誘あったみたいですけど
大学にも進学するようです
最後は
卒業式のシーンだろうと
思わると思っていたら
まだ終わらないらしい
13巻って…

結衣が
無事卒業できるのか
どういう形で
卒業するのか
社会に
どう溶け込むようにするのか
気になってましたが
智沙子が
キーパーソンとなりました

神奈川県立武蔵小杉高校での
高校事変以降
すべての事件が
一卵性双生児である
智沙子によるもの
結衣は
あくまでも
被害者
と言う落としどころとなりました
そうでもしないと
結衣
生きていけませんものね
と言うか
結衣と関わってきた
すべての人が
誰一人として
真実を語らないと言う
事実
それだけ
結衣に生きて欲しいと
願ったったと言うことです
願わくば
静かで穏やかな日々を
過ごして欲しいと思うのですが
岬美由紀と
何らかの接点をもちつつ
悪と戦う
なんつ～のも
ありかと

架禱斗の母親が
『高校事変Ⅰ』に登場した
矢幡嘉寿郎の妻
美咲だったのは
驚きました
そして
これまで
松岡圭祐氏の作品に登場する
場所・最寄り駅・地域含め
多くが
σ(^_^;）の生活圏だったのは
承知しておりましたが
まさか
結衣の入院先が
元勤務先とは…