時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

しゃばけシリーズ10 ~やなりいなり~ 21

2011-08-12 | 読書
いつも妖たちで騒がしい長崎屋が
空前絶後の大賑わい!
鳴家よりも遥かに小さなお客に
禍をもたらす恐ろしい神様たち
お喋り極まりない御仁や
触ると
とんでもないことになってしまう子どもなど
「しゃばけ」史上最高の千客万来! 


「しゃばけ」シリーズも
10作目となりました
江戸の大店である
廻船問屋兼薬種問屋の長崎屋の跡取り息子
超虚弱体質の若だんなこと一太郎も
どうにか
生きております

とは言え
以前ほど活気がないと申しますか
初期のわくわくしたストーリー展開が
見当たらなくなりました

栄吉が修行している
お菓子屋・安野屋へ出かけた
一太郎が事件に巻き込まれる「あましょう」

五一と新六の互いを思いやる
大切に思う気持ちが
余りにも切ない

二人の関係が
一太郎と栄吉のそれと重なる

一太郎は、逝くなよ
大丈夫だ! でも…


これは泣けた
いや
泣いたよб(T.T)

この先
一太郎はどうなるんだろう
「しゃばけ」シリーズは
この先
どう言う方向に進んでいくんだろう…

前作でも感じたことですが
このままのスタンスで
話を続けるには
そろそろ限界があるような気がしました

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