時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

サン・ピエール大聖堂(NANTES)

2008-12-26 | 仏蘭西探訪(郊外/地方)
NANTESにある
Cathédrale St-Pierreにちょいと立ち寄りました

ロワール川が大西洋に注ぎこむ河口近くに開けた町
西のヨーロッパ
16世紀にフランスに併合されるまでは
ブルターニュ公国の中心地であり
豪華な宮廷文化が花開いた

16世紀から18世紀にかけては
フランス最大の港となり
アメリカーアフリカを結ぶ
三角貿易により
巨大な冨が流れ込んだ

現在見られる
華やかな町並みは
その当時に出来上がったもの

フランスで一番住みやすい町と言われるだけあって
伝統と新しさ
洗練と素朴さが
ほどよく調和した雰囲気は
旅行者にとっても心地よくかんじられる

                『地球の歩き方』より引用



とは言え
わたくし
この時
車酔い度マックス…

確かに
お城があるかと思えば
近代的な建造物もある
新旧が程よく共存している風でした

海軍の船らしき物体が
ロワール川の川岸に停泊していたけれど
あれは
横浜港に係留される氷川丸みたいなものか?
いや…
軍艦ぽかったぞ!

もっとも
車を降りて
足が地上についた時点で
心地よく感じられたことは認めよう

って
ちゃう(笑)



1972年
大火にあい甚大な被害を受けたそうです
塔やステンドグラスは
その後
新しく造り直したのもだそうです

大火の後
大掃除でもしたから
内部が明るいのか?
と思ったら
元々
白い石を使って建てられているからでした



彫刻家ミッシェル・コロンブによって
装飾が施された
ブルターニュ公国最後の大公フランソワ2世の墓で
ルネッサンス彫刻の傑作だそうです

ブルターニュ大公城は
CHALLANSに帰る途中
車の中より眺めました
ライトアップされていて綺麗でした

1598年
カトリックと新教徒の間に起こった
宗教戦争を鎮圧するため
新教徒に対し
信仰の自由を認めた
アンリ14世による
「ナントの勅令」で有名なお城でもあります
だってさ!


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