時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

インモータルズ -神々の戦い- 44

2011-11-25 | 映画
人間が誕生する遥か昔
‘光’と‘闇’の神々の戦争が起きた
戦いは
光の神が勝利し
闇の神は
奈落の奥底に封印された


              

時は流れ
古代ギリシアの時代

闇の力を手に入れ
世界を支配しようと野望を抱く
ハイペリオンが
人類に対し宣戦布告

光の神が造った武器の一つであり
闇の神を解放するための重要なカギ
‘エピロスの弓’を捜し求めるハイペリオンは
軍隊を結集し
ギリシアの地を侵攻していく



弓が
ハイペリオンの手に落ちれば闇の神は復活し
人類の破滅も免れない
ハイペリオンの野望を阻止すべく
光の神の頂点に立つゼウスが選び出したのは
自らが鍛え上げた人間
テセウスだった



のっけから疑問
ハイペリオンさんとやらが
何故
一個人や一大国に対し宣戦布告するのではなく
同類の人類に宣戦布告するんだろう…

冒頭の台詞だと
かつて神を信仰したにも関わらず
妻や子が
無残にも殺され
以来
神を信ずる事無く
恨むようになったみたいなんですけど…

なら
宣戦布告するのは
‘人類’ではなく‘光’の神じゃない!?


             
                                 古来の‘拷問’道具…

打倒‘光’の神々と言うなら
奈落に封印されている‘闇’の神々を
復活させるべく
‘エピロスの弓’を探すと言うのなら
筋は通るんだが…

そもそも
ハイペリオンさんとやらが
怒りを爆発させたと言う
原因(事情)が語られておらず

???
と言う感じで話が進んでいくのでありました



迷惑極まりないのが
テセウスさんです!

‘エピロスの弓’を死守し
ハイペリオンの野望を阻止するなら
恨みを作った
‘光’の神の頂点に立つとか言う
ゼウスさんがおやりよ…

自らが
子供の頃からテセウスを
わざわざ鍛えんでも…



神を信仰していなかったテセウスですが
ハイペリオンに母を目の前で殺され
復讐するため
結果的に‘光’の神々側に就きます



結局
‘エピロスの弓’はハイペリオンに手に渡り
‘闇’の神々が復活!
そこへ
‘光’の神々が登場!
‘光’と‘闇’の神々の戦争勃発



ハイペリオンを殺害し
復讐を成し遂げたテセウスは
神となり天へ

神々の戦いの結末は…?

時は流れ

テセウスが去り
巫女・パイドラは
テセウスとの間に生まれた子をしっかり育てております

そこへ
またまた老人の姿となって
ゼウスが登場

お前の父親は
今も(お前のために)戦っている
もうすぐお前の時代となる


天空を見上げると
‘光’と‘闇’の神々が
エンドレスで戦っておりました

え”~

結局
‘光’の神 ‘闇’の神

これがメインなんじゃないですか

ハイペリオン彼の存在意義は
一体
何処にあったんだろう…

  

ギリシャ神話って
映像にすると綺麗だし
それなりに楽しめるけど
この映画に関しては
何を言いたかったのか
何を描きたかったのか
最後まで意味不明でした

ところで

牛さんの拷問道具…

明治大学博物館には
刑事部門の展示物や資料が豊富なんだそうな
テレビ番組で紹介され
たまたま見ていたσ(^_^;)
映画に‘牛’が登場し
しかも牛のお腹の下で焚き火…
そう言えば
映画「赤ずきん」にも登場していたような…




         

堤真一さん 一年ぶりの舞台「寿歌」

2011-11-24 | 舞台/役者
自分の原点は舞台!
そう言って
毎年1本は舞台に出演していた堤真一氏ですが
今年は
残念ながら舞台作品がございませんでした

ですが

来年早々
シス・カンパニープロデュースによる
寿歌(ほぎうた)の出演が決まっております

堤氏には
一般に言う所の
‘ファン倶楽部’はないのですが
‘堤真一の会’と言う組織がございます
一応
小生も登録しております


‘堤真一の会’は
公演チケットの先行発売がある訳ですが
まずもって
この枠で
チケットが取れた事がにゃい

今回も
例に漏れることなく
見事にハズ

やっぱり人気の公演だからなぁ~
と諦めておりましたら

なんと
‘CNプレイガイド’と
‘ローソンチケット’の両方で
無事チケット入手!


1公演で良かったんだけど…
でも
取れて良かったデス

マネーボール 43

2011-11-23 | 映画
選手からフロントに転身し
若くして
メジャーリーグ球団「アスレチックス」の
ゼネラルマネージャーとなったビリー・ビーンは
自分のチームの試合も観なければ
腹がたったら
人やモノに当り散らす短気で風変わりな男


               

ある時
ビリーは
イェール大学経済学部卒の
ピーター・ブランドと出会い
彼が主張する
データ重視の運営論に
貧乏球団が勝つための突破口を見出す


               

そして
周囲の反対を押し切って
後にマネーボール理論と呼ばれる
戦略を実戦していく

有名選手を
高い年俸で雇う代わりに
新たな基準で選んだ
無名の有望選手を集めるのだ
当初は
理論が活きず
ビリーとピーターのコンビは
バカにされる


               

だが
主力選手一人と交換に
一見
寄せ集め風の3人の選手を入れ
キャッチャーしかやったことのない選手に
一塁を守らせるなど
ハタ目からは
無茶なトレードを繰り返すうち
誰も予期しなかった奇跡が
遂に訪れる

 
               

野球だけでなく
最近?は
女子バレーでも
データ分析を重視する傾向が見られます

その先駆け
とも言う作品が
マネーボール?になるのかな

ですが
必ずしも
データオンリーと言う訳じゃない
と言うのが
映画を見終わった後の印象です

選手ひとりひとりに
データ野球の何たるかを伝え
幾度となく
ディスカッションを繰り返しております


               

言葉に出さなければ
伝わらない
コミュニケーションを重ね
言葉と共に
思いも少しずつ伝わって言った
その結果が
スコット・ハッテバーグのホームランに
繋がったのでは?
と思うのでありました

一方
マネーボールの理論によって
選手の人生が
翻弄されていると言う現実…

プロの厳しさと言えば
それまでですが
何とも…


               

20連勝と言う
大記録を打ち立てたにもかかわらず
2年連続地区優勝を逃したビリー

その後
レッドソックスのGMとして
歴代1位の報酬を蹴るけって
アスレチックスに残る訳ですが

好きなだけお金を使いながら
マネーボール理論をしたら
勝てるに決まってる!?
むしろ
資本金が少ない中で
如何に
理論を効率よく実行していくか!

そこに
無機質なデータ理論を越えた
野球の面白さ
‘夢’があるのかもしれない




         

こんな感じ 25

2011-11-22 | 陶芸
引き続き
意味なく
‘たたら’を使って
角皿を作っております
釉薬は
無難なところで‘白鷺’か‘空’
を使って施釉してみようかと思います

因みに右奥?の角皿は
ちと変わった変形四角形となっております




こちらは片口なのでございます
花瓶もどきを作ってから
半分に割って
高台を後付してあります

ちと大きいか…



Barclays ATP World Tour Finals 2011 Singles Round Robin Groups Announced

2011-11-21 | Singles Race to ATP Finals
始まりました
ATP WORLD TOUR FINALSin London

今回も
GAORAさんにお世話になっております

GroupA
ノバク・ジョコビッチ
アンディー・マレー
ダビド・フェーレ
トマーシュ・ベルディヒ

GroupB
ロジャー・フェデラー
ラファエル・ナダル
ジョーウィルフリード・ツォンガ
マーディ・フィッシュ

フェデラーとナダルが
同グループとは…
贅沢過ぎます!

只今
ラウンドロビン?第2試合
ナダル vs フィッシュ
第3ゲーム真っ最中

スコア
6-2,3-6 2-2



第1試合は
フェデラー vs ツォンガ
こちらは
6-3,2-6,6-4
まずはフェデラーの1勝です

                 画像はATP WORLD TOUR FINALS他より引用

天守物語 15

2011-11-21 | 舞台/役者
封建時代の晩秋
播州姫路の白鷺城天守閣
天守第五重の欄干から
麗しい侍女達が白露を餌に釣り糸を垂れ
秋草釣りに興じている

と突然
閃光と共に美しく気高き天守夫人
富姫が現れる
姫路城主の騒々しい鷹狩を
嵐を呼んで中止させるために
越後の国の夜叉が池まで出かけていたのだ
そこへ頃合い良く
富姫の妹分で猪苗代亀の城の主・亀姫が
赤面に大山伏の扮装の朱の盤坊
舌が3尺もある舌長姥等を従えて訪問
手土産に姫路城主の兄で
亀の城の主・武田衛門之助の首を渡す

二人が手毬に興じ朱の盤坊
舌長姥は
艶やかな侍女達の舞や酒でもてなされていると
鷹狩から帰ってくる行列が見える
亀姫が行列の中の城主秘蔵の鷹を誉めると
富姫は
これを土産の返礼の品に決め
瞬く間に手に入れる

鷹が天守閣へ逃げたと思った家臣は
矢や鉄砲を天守に撃ち込むが
富姫達はものともせず
亀姫の一行は帰路につく

富姫が一人
机に向かっていると
姫路城主に仕える凛々しい鷹匠
姫川図書之助が息を殺して階段を上がってくる

彼は
鷹を逃した科で
城主から切腹の代わりに
恐ろしく誰も行こうとしない天守へ
鷹を探しに行くよう命じられた事を告げる
富姫は
図書之助の清廉さに心動かされ
二度と来てはならないと伝えて彼を生きて返す

ところが
再び天守に現れた図書之助の姿に富姫は恋心を抱く
そして
傲慢で卑怯な人間の世界を捨てて天守に留まるよう説得するが
図書之助は
世のしがらみを断ち切れない
仕方なく
播磨守代々の家宝である兜を
天守に来た証拠に持たせて返すが
冤罪を着せられた図書之助は
武士に追われて再び富姫の待つ天守に逃げ込む

富姫と図書之助は
獅子頭のほろに身を隠すが
追手がこの獅子の目を刀で傷つけると
二人も失明する
討手が去った天守で
盲目となった二人は
互いに‘愛の死’を覚悟する
そこへ
獅子頭を彫った職人・桃六が現われ
再び獅子頭に目を入れる…

天守物語
言わずもがな
1917年に泉鏡花によって書かれた戯曲でございます

坂東玉三郎&真田広之
坂東玉三郎&宍戸開&宮沢りえ
が演じた舞台に引き続き3回目の舞台観劇
ですが
玉様演ずる富姫ではなく
篠井英介演ずる富姫様ざんす
因みに
演出は俳優でもある白井晃氏です

基本的に泉鏡花の戯曲通りなのですが
冒頭のシーン

現世に輪廻転生していた
富姫・図書之助・桃六が再び出会い
揃って時を越え過去に戻り
そこから物語が始まる感じなのかも…

舞台の奥行きと空間の上下を
上手く使った舞台装置も斬新でした
斬新?
一見
無機質とも思える空間に
絢爛豪華に着飾った妖達が登場すると
不思議な世界が出来上がるのでありました

篠井英介さん素敵~
花組芝居の舞台も時折
拝見させて頂いておりましたが
あのオーラがね~
たまりませんよ

劇中
図書之助が登場するたびに
小声で会話し出す‘娘達’
どう考えても
図書之助演ずる
平岡祐太さんお目当てと思われる
カーテンコールでは
キャ~きゃ~喚いとりました
ファンなら
平岡祐太を貶めるような
態度はお控えあそばせ!

と言うか
平岡祐太はアイドルだったっけ?
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こんな感じ 24

2011-11-20 | 陶芸
                                              土:白御影・黒土 釉薬:織部

オープン祝いにと
作った湯呑のセットです

取り合えず
先方にお届けしてみます


                      土:黒泥 釉薬:灰立てて透明

前回
2枚角皿作ったんですけどね
諸事情で
割れてしまいまして…

また作りました
今度は
割らないよう気をつけます


                         土:特別上石 釉薬:空

磁器用の土です
実は
角皿2枚と茶碗2個作ったんですけどね


削りの工程で脱落
辛うじて
角皿1枚が完成に至りました








一保堂茶舗 in京都 

2011-11-19 | 頂きました♪
一保堂茶舗
お茶の名家なのだそうです

併設している喫茶室「嘉木」
お茶も頂けます

外国お客様もちらほら…



小生が伺った10月は
リニューアル5周年記念と称して
抹茶 月影 特別セット
と言うのがございまして
頂戴致しました

東京にも支店があるようで
なんと
帝国劇場の近くでした



星火 6

2011-11-18 | 頂きました♪
YOSA自由が丘サロン
サッパリした後
サロンのY女史と久しぶりに行って参りました

星火のランチタイムの時刻は
とっくに過ぎております

なんつ~我侭なお客たち

席に着いて

開口一番

折角
シェイプした1キロ分が
あっという間に?…



我侭ついでに
最近
美味しいお刺身食べてなかったので

ひとこと!

お刺身!あとはおまかせ~

なんつ~贅沢




締めは
星火ラーメン(塩)

何度も足を運びながら
初めて食べました…
コメント (2)

臨済宗大本山 東福寺

2011-11-17 | 神社仏閣
時代劇では
かなりの確立で撮影に使われているのが
こちら臨済宗大本山 東福寺

小生のblogにも
何度となく登場しております



通天橋を渡って至る‘開山堂’別名‘常楽庵’
中を拝見することは出来ません

屋上に閣を持つ
類例を見ない開山堂だそうで
開山国師像を安置
中央に
阿弥陀如来
右に薬師如来
左に布袋像を祀っているそうです

前方天井は格子天井で
この縁から見る庭園が良いらしい

っとHPの解説にありました


              

開山堂の西に位置する‘普門院’の縁に腰掛け
池泉鑑賞式庭園を眺める!
と言うのがポピュラーですかね~

禅院式と武家書院式とを調和させた
江戸中期の代表的な名園とされているそうです

 

こちらは
小生が気に入っている
通天閣から開山堂へと向かう回廊です

この回廊を見るたびに
奈良の長谷寺の回廊を思い出すんですよね~
夕暮れ時
回廊にある灯篭が点くと
何とも幻想的な世界が広がるのであります!

あ~行きたい!

 

臥雲橋から見た
通天橋です

東福寺は
空間を非常に上手く利用していると
毎回
感心させられます



小生が足を運んだ日は
行事があったらしく
仏殿(本堂)が開かれておりました

何たる幸運!
天井に描かれている龍の大きさは
体長54m・胴廻り6.2m

真下で
拍手打ってみたい衝動に駆られました


                  

近隣の臨済宗僧侶が
一堂に会して
儀式をしておりました

何をしているのか
まったくもって解りませんでしたが
妙に
有り難く感じてしまいました