韓国雑記帳~韓国草の根塾&日韓環境情報センター&ジャパンフィルムプロジェクトブログ

韓国に暮らして30年。なぜか韓国、いまだに韓国、明日も韓国。2022年もよろしくお願いします。

テレビのコマーシャルから

2010-12-19 03:30:20 | 韓国あれこれ
ある製薬会社のコマーシャル



 どこかで見たことのある<絵>だなと思ってよくよく考えると、小林薫が主演の「深夜食堂」と雰囲気がそっくり。
 こちらの食堂の主人はキム・ガップス。最近はテレビドラマで活躍していますが(ドラマの中で死ぬシーンが多いので、有名)、以前「箪笥」というスリラー映画でお父さん役で出ています。

 今回、じっくり見たら、CMの中の台詞がいいですね。

“(食堂のカウンターでうどんを食べている男)
 あれほど、嫌いだった親父だけど
 いつの間にか
 親父のようになってしまった
 (父親と写っている写真を取り出す)
 好きな食べ物まで

 「人生を消化する(分かる)には、時間がかかるじゃないか」

 懐かしさを飲み込む
 心の消化剤
 フェスタル・プラス”

 ちょっと宣伝になってしまいましたが、よくこんなCMを作ったなと、感心しました。カウンターだけの食堂というのは、韓国ではまずお目にかかれません。それだけで、普通の韓国人は、あれ、と思うのかもしれませんね。あるいは、日本的な雰囲気が、すぐに分かる人もいるでしょう。

 でも、このCMの台詞、僕もまったく同じなので、愕然としています。好きな食べ物だけでなく、食べ方も同じ。食べている途中で、よく咽るのも同じだし、困ったものです。