漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

フェルデン グループ稽古第三月
個人稽古 第四金
営業時間:10時~16時

泣ける本と次回のフェルデン! お宝煮

2013-11-20 19:26:25 | 秋の野菜料理
今日は一冊の本をご紹介。

「涙の数だけ大きくなれる」木下晴弘著

カリスマ塾講師だった著者が、子供たちには勉強の技術より心のことを
同時に教えなくては!ということで、
受験戦争でくじけそうになる子供たちに与えてきた言葉の数々、
メタファーとして使われたお話の数々が掲載されているのですが、

ま~~~、泣けるなんてもんじゃございやせん!

さまざまなメルマガで紹介されている有名なお話も入っているのですが
それでも、こういう話って何度読んでも泣けるんですよね~~~。

心が洗われます。

失敗したのは、電車の中で読み始めてしまってですね、
ぼろぼろ泣いてしまいましたよ。
あはは。

でもね、止められないんです。とにかく感動するので。

たとえば、社会人になったかつての教え子が、この先生に会いに来たそうなんです。
ちょっと相談があって。
運送会社に就職したけれど、こんなつもりじゃなかったというくらいの単純作業だったそうなのです。

そこで、先生が話したのは、
松下幸之助さんのお話。

電球を磨く仕事をし続ける社員を見て、
「ええ仕事やなぁ」と言ったそうなんです。

この電球がどこで、光るか考えたことありますか?と、

まだ電気がそこまで普及していなかったころ、
子供たちは勉強したくても、夜はできなかった。
しかし、この電球が届くことで、真っ暗な中にぽっと明かりがついて、
本を読むことができる。勉強ができる。そして、本の中に将来の夢をみることができる。
そういう仕事をキミたちはしているんだよ。と幸之助さんは工員たちに話されたそうなんです。

そして、教え子には、君は荷物を運んでいるんじゃないんだ。
プレゼントを運んでいるんだよ。
君の彼女がもし、遠くに住んでいて、プレゼントを送るとき、物を買うより
彼女の笑顔を想像して買うんじゃないか?

荷物というのは、心なんだよ。

そういう人の心がつまったものも、仕分けして運ぶ仕事をしてくれる人がいるからちゃんと届くんだ。

人の喜びを作り出す仕事をしているんだよ。


だいぶ省略してしまったのですが、
そんなふうに話されたそうなんです。
目の前の仕事をすることで、喜ぶ人がいる。
そこに焦点を当てるって、張り合いがでるな~っと思いました。


さてっ!!
12月の環でのフェルデンクライスのお知らせです。
今回のテーマは「軸!」

立っている時、座っている時、体が前後左右どちらかに少しでも傾いていると
それだけで働かなくてもいい筋肉が頑張らなくてはなりません。
それが無意識に力が入る原因になります。

まずは自分で自分の動きの始まる部分、
体の軸を感じて動くとそれにつながっている手足の動きが
どのように変化するかを感じていただけたらと思うのであります

との由紀子先生からのメッセージでございました。

例えばですね、だるま落としってありますでしょ?

こういう状態と


こういう状態


こっちの上から三番目の緑色のピース。
上からの圧力と下にかかる圧力は右側と左側で同じでしょうか?

上のだるま落とし写真と下で安定感はどうでしょうか?
人間だとしたら、上は努力なしでも、その状態を維持できるのに比べ
下のほうでは、この状態を維持するために、
いろいろな部分が調整をはかりはじめるわけですね。
すると、ゆがみがでたり、脱力できなかったりということにもつながります。

ご自身の体の軸がどうなっているのか?
ちょっと知りたくなりませんか?

これを知れちゃうのが、次回のフェルデンでございますよっ!

12月2日月曜日 11時半~12時半

環の二階

参加費2500円 (初回2000円)

ご予約お待ちしております
漢方専門薬局 環
042-989-3721



昨日の夕飯です。


お宝煮
おいしい菜ともやしのさっぱり和え
じゃがいものみそ汁
かまどごはん
納豆

お宝煮は、摺った長いもに卵、みじん切りの人参と干し椎茸を混ぜたものを油揚げに入れて煮ます。
美味しいんです。
長いもはお腹を元気にし、肺を潤します。
大和芋になると、加えて腎にもいいんです。

風邪が流行っているので、肺の元気をつけたり
肺を潤しておくのもいいです。

お伊勢参り~忍者の里への旅 第2夜

2013-11-20 00:51:54 | 旅行
二日目の朝は6時におきて、
気功と太極拳を2時間ほどしました。

9時から朝ごはんをいただいて、
10時半には出発!いざ、伊賀の里へ!

と、その前に外宮さんと、猿田彦神社にお参りしてからにしよう!ということになり、
今日は月曜日だし、そうは混んでいないだろうと思ったのですが、
伊勢の町中は、やっぱり混雑!
マイクロバスなど、ばんばん走っているのです。

まずは猿田彦神社へ。いつもお世話になっている神様です。
奥にある御神田


銀杏を干していました


次は外宮へ。こちらも混雑ですが、ラッキーが重なり、
すんなり入れました!有難いです。

遷宮前の正宮はこんな感じになっていました


外宮のひきしまった雰囲気もとっても好きです。

さてさて、12時すぎに伊勢を出発!
いよいよ、伊賀へ。

長谷製陶さんへ。

名阪道の壬生野ICから15分らしいのですが、うちのナビは新名神の甲南ICで降りて欲しいとのことで
じゃあ、そっちに、と、気軽に向かったのでした。

ところがです!
道幅優先にしているのに、です!

おっそろしい~~ほど細い山道に突入していくのですよ。
看板には
「この先大型車、通行困難!」とご丁寧に書かれているにも関わらず。

そこに、果敢にも挑みかかっていくわけです。

なんでかなぁと、思ったら、うちの車は細い道が相当好きなんじゃないか?という結論に。(笑)

それで、なんとか通り抜けました。

伊賀の里は、こんな雰囲気です。


14時半すぎに長谷さんに到着


素敵なところなんですよ~!






日本最大の16連の登り窯が、文化財としてあります。

(現在は使っておりません)

いろんなものを、最大の遊び心でもって作っているのが長谷製陶さんの面白いところだとも思うのです。


スピーカーとか、机とかまで、焼き物で作っているんですよ。(笑


大正時代に立てられた、当初の事務所。
現在は、お茶を飲めるスペースに解放されています。


中は、こんな感じ


右側に自販機があって、コーヒーを買えます。


ところが普通の自販機じゃないんです。
紙コップに入るコーヒーではなくて、伊賀焼きのマグカップをセットすると
そこにコーヒーが入り、のみ終わったカップはいただいて買えれるんです!


このカップでいただくと、インスタントのコーヒーのはずなのに
やたらと美味しく感じてしまいます。

味覚というのが、いかにいい加減か!
または、器というのがいかに大事か!



今回、この中央にあります、かまどさんのスカートを履いたタイプ。
ecoかまどを仕入れました。

普通のかまどさんですと、ご飯を炊くのに3合で13分が
このスカートをはかせるとなんと、9分で!夏なら7分で炊き上がり、保温効果まで抜群とのことで、
私のかまどさんは、普通のなので、自分用にはスカートだけ購入しました。
しかし、別売りだと、たまにスカートのサイズと本体がマッチしない場合もあるそうなのです。

そんなわけで、来週にはecoかまどさんの3合炊きが入荷予定でございます♪

スカートだけ欲しい!という方も、お取り寄せ可能でございます♪

かまどさんで作る、美味しいレシピ本も仕入れました。
すごく素敵なメニューばかりで、まだ作ってもいないのに、仕入れてしまいました・・・。

それから、陶珍シリーズといって、ご飯のおひつになり、
そのまま冷蔵庫にストックでき、電子レンジでチンしても、炊きたてのように美味しく出来るという
うちの環先生のお気に入りシリーズを。

長谷さんの商品は、どれもワクワクするんです。
”楽しさ”がびしびし伝わる商品だからなのかなぁとも思うのですが、
試行錯誤されながら、常によりよい商品を作られているのを感じます。

土鍋の季節。
伊賀焼きの土鍋はいかがでしょうか?

部分的に割れてもパーツ販売も可能です。
私は今回、自分のタジンの本体に入ったヒビがそろそろ心配になってきたので
本体を購入させていただきました。

土鍋は温度差に弱いのです。でも、それさえ気をつけてあげると、大丈夫です。
このくらいいいやっ、えい!っと濡れているのに火をかけると、ひび割れます・・・。
私は、こうやってヒビを入れたわけでございます。

えいやっ!という、気合は土鍋には通用しません。

はい、というわけで、近々土鍋シリーズが入荷です。

さてさて、今日は帰宅しないとならないので、15時半すぎに長谷さんをあとにしました。

平日だから、すいすいだろうという予想を面白いくらい裏切って
伊勢道の事故渋滞の影響で新名神から激混みに突入するのでした。

10kmなんて、高速でしたら、10分くらいなものですよね。

渋滞は、中央道でけっこう鍛え上げられているつもりでいましたが、
いかんせん、亀山の渋滞は半端じゃございませんでした。
ぴたりと、全く動かない時間が長いのですよ。

ものの10kmに3時間かかりました!

まあ、この時間が楽しいんですけどね。
うちの妖精のすごいところは、渋滞でも全くカリカリしないんです。
面白いことばっかり言ってます。

そうこうしているうちに、満月のお月様があがりました


私は、横で中望遠でシャッターをきりまくる!


3時間の渋滞を抜けて、ようやく走りだしました。



四日市で19時半とかですからね~~~。おそるべし、先はまだ長い!
というわけで、到着予想時刻21時を大幅に上回り
夜中の0時過ぎに到着!

帰りは、私の運転の出番はなく、せっせと休むたびに冬虫夏草を妖精に盛ったり、

ひたすらに歌って、妖精が眠らないようにしていたのですが、

「いい加減に、そろそろ寝てくれないだろうか?」と、懇願されまして。

甲府というサインを見たのが最後で、次に瞼を開いたときには、家の前でした!

運転ありがとうございます!


楽しい楽しい旅でした♪


お伊勢参り~忍者の里への旅 第1夜

2013-11-20 00:07:30 | 旅行
週末の日曜日から月曜日に伊勢神宮にお参りしてきました。

今回は、伊賀にもよりました。
環で取り扱わせてもらっている 煮物とみそ汁が
とって~~も美味しくできる「みそしる鍋」や
ご飯がおいしく、すばやく炊ける土鍋「かまどさん」
塩麹がとびきり美味しく、はやくできる「熟成名人」などを作っている
伊賀焼きの「長谷製陶」さんにも伺って、魅惑的な商品を仕入れてまいりました。

強行の一泊二日、弾丸ツアーでございます。

ではでは、旅日記スタート

17日日曜日は、5時起床!7時出発!
朝日がまぶしい。



中央道で向かいます。
八ヶ岳はうっすら雪化粧



行きは、ちょっこら私が運転をバトンタッチ!
と、思ったらみるみる霧がでてきて


あっという間に真っ白!
なにぃ。


妖精はこういう道も大好きなので、
「俺に運転を代わってくれ!代わってくれ!」
と、いうので、代わりましたら、すぐに霧は晴れました。笑

さて、道路もすいすいで、13時ごろ伊勢に到着
伊勢に行くと、空が伊勢なんですよね。
光のカーテンというか、私は「神様の光」と、子供の頃から言っているんですけど
こういう空に出会うことが多い気がします。



伊勢は、想像以上に混んでおりました・・・。
お正月に近いくらいに規制がかかっています。まだICで降りられたのでよかったですが。


新嘗祭のあとだからか、こんなボンボリがあちこちの軒先に



おへんばさんもいただいて


おいしいんです。


飯能の四里餅みたいなんですけどね。

こちらのお赤飯がとっても美味しいので、買いたかったのですが
お昼すぎですでに売り切れ!大量に今日は作ったらしいのですが・・・。

気を取り直して、内宮へ。
本当は外宮から内宮へといわれますが、ちょっと失礼して、今日は内宮だけへ。

五十鈴川


遷宮をした内宮の正宮です。まぶしいくらいの白い木です。
そして、
すんごい人です。


今回は、歩きながら、右側から何か引っ張られる感じがあって
そっちに向かいました。
一歩入ると、とっても綺麗です。



そっちじゃない、そっちじゃないと、歩いていきました。
ここに何かあるのだろうか?と、歩いていくと。
こんな神様がいらっしゃいました。



五十鈴川の神様なんだそうです。お宮がなくて、このような囲いだけなんです。
瀧祭神。

お礼を申し上げて、何か御用でしょうか?とお尋ねしました。
しばらくは、こちらの神様がいろいろメッセージを下さるようなんです。
楽しみです。

それで、夜にこちらの神様のことをググらせていただいたのですが、
どうやら、瀧祭の神様にお参りしてから、正宮にお参りすると、願い事を
取り次いでくださるのだとか!?
それから、もう一つは、この場所の下に「天の沼矛」が埋まっているのでは!?説があるんだそうですよ。

天の沼矛といえば、この夏に行った淡路島につながります。
イザナギとイザナミが天の沼矛をころころかき回し、それを引き上げて、ポタっと落ちたのが
沼島、そして淡路島で、国生み伝説の道具ではないのでしょうか?(それとはまた違っていたらすみません)

というわけで、なにかパズルでもはめるように、ピタッとピースがはまったような感じをうけました。

さあ、そんなわけで、内宮を後にして、おはらい横丁で、ちょっと一服

こんな素敵な和菓子屋さんと出会いました

お庭があって、奥のお座敷でお茶やお菓子をいただけます。





美味しい!

おはらい横丁もおかげ横丁も、人!人!人!でまっすぐ歩くだけでも
ずいぶん時間がかかりました。

さて、この時15時すぎ。

鳥羽のホテルに泊まるので、向かいます。

鳥羽も本当に美しくて、大好きです。



11月でも美しい海なんです。


ホテルに到着し、まずはプールで1時間ほど泳ぎ、

17時半から
夕飯をいただいて、
素敵なフレンチなのに、私達は大爆笑しながら・・・・。



部屋の窓を少しだけ開けると、波の音が聞こえるんです。

だから、出来るだけ長く聞いていたくて、寝ないように、寝ないようにするんですけど、
20時には寝ていました・・・・。

でも、無意識が起きよう!起きよう!としているので
夜中に何度か目が覚めて、また波の音が聞こえると、すごく嬉しくて。

夜中に目が覚めることがこんなに嬉しい場所も珍しいなぁと思います。

そうなると、夜中に何度も目が覚めることが悪いというのは、思い込みであったことに
気付くのでした。

つづく