後編です。
昨夜、素敵なご質問をいただきました。
ご承諾を得て、掲載させていただきます。
**************
(略)
今就活中なのですが、自己分析しても、求人を探しても、
自分がどんな道に進めばいいのか全く分かりません。
同世代で、何かを見つけている人を見ると、劣等感を感じて、焦ります。
せっかく自分の好きなように進路を決められる環境になったのに、すごく無気力な感じです。
あと、求人を見たりとか、就職活動を進めていくことで、どんな仕事をしたいかと、
未来のことばかり考えているので、今ここにいる自分が置き去りになっている感覚で、
すごく怖いというか、変な感覚がします。
みきこ先生は、これまで、どうやって漢方や、ヒプノと出会ったりして、
どうしてそれをお仕事にしたのですか??
参考に教えていただけると嬉しいです。
すみませんが、よろしくお願いします
**************
人と比べると 焦る。そうなんですよね。
でも、コピー機と蜜蜂、どっちが凄いかって比べることは少ないです。
コピー機にはコピーするという代表的な機能があって
蜜蜂には植物の命をつなぐ受粉という代表的な機能がある
じゃあ、自分自身にはどういう機能があるのか?ということ
それは一つではないかもしれません。
「ご機嫌の法則100」にこんなことが書かれてあったと
100人の一歩というメルマガに書かれていました
「わたしはこの人よりも偉い
わたしは あの人よりも 正しい
わたしは、その人よりも優れている
と、どんなに繰り返しても幸せになれなかった
でも、わたしは、この人を愛している
あの人を愛している
この木を愛している
こうしている 自分を愛していると
半日繰り返していたら、
なんだか泣けてきた」
これは、今の自分の気持ちを感じて というメッセージだと思います。
そしてまた、ゲーテはこんなこと言っています
「人間最大の罪は、不機嫌であること」
先日、お母さんになったばかりの友人が言っていました
「お母さんの役割として、一番大事なことって”ご機嫌”でいることなんだって~」
「ご機嫌と不機嫌」
不機嫌であるということは、今の自分の機能を果たせていない状態ともいえます。
コピー機でお湯を沸かそうとしたとします。
それは、コピー機にはない機能なので、間違った使い方をすれば
壊れる可能性もあります。
(それはストレスになり、コピー機も不機嫌になるかもしれません。)
自分自身がご機嫌でいられること。
そこにヒントがある気がします。
あなたがご機嫌でいられるときは、何をしているときでしょうか?
あなたがご機嫌になるのは、誰を思っている時でしょうか?
あなたがご機嫌になるのは、何を食べている時でしょうか?
どこに行っているときでしょうか?
誰がどうの ではなくて
自分は何を感じているかに焦点を当てます。
自分の心に耳を傾けます。
昨日のてんつくマンのメルマガにも通じますが
自分の心を喜びで埋める。つまりご機嫌な状態を作る手伝いを
自分自身がすること。
そのための大きな一歩は
大きな行動よりも、身の回りのモノ一つから選択をし始めること。
そうやって、心地いい状態、ご機嫌で生きられることは
自分自身の機能を見つけた時となっていくのかもしれません。
仕事は、単なる職業ですが
中山先生は
「あなたの志事はなんですか?」と聞かれるそうです。
志事
例えば、私の仕事は
心と体の漢方相談員です
そして太極拳教師であり、ヒプノセラピストであり、管理栄養士でもあります。
一見、ばらばらの仕事のように見えます。
私の志事は
「誰かを1秒の間でも、元気にすること」です。
誰かを元気にするため の漢方であり、太極拳であり
ヒプノであり、食事指導。
誰かを元気にするために 使う引き出しが、それらということになります。
これに、オンもオフもなくて、
どこまでが仕事、どこまでがプライベートという枠もなくて
お客様も友人も家族も、誰かを少しでも元気することができたとき
私の機能が果たされている時なのだと 自分では思っています。
それは、もしかしたら、今後変わっていくかもしれませんが
ここ数年はこんな感じです。
そう思うようになったのは、3・11の震災を体験してからです。
あの出来事で、私の中が大きく変わりました。
それまで、10代、20代、30代と全然やりたいこと違いましたのですよ。笑
10代の頃は
栄養学科なのに、なぜか、被服科のファッションショーにデザイナーとして参加したり(笑!?)
心理学科のクラスを毎年受講していたり、フロイトとかユングについてなどは、この時勉強できました。
幼児教育学科の クラスを受講して、絵本作りをしたりしていました。
授業と授業の空き時間は大学の図書館で、映画をみまくっていました。
とにかく、好きなことをいろいろ試した10代。
一人勝手に行動していて、いまでも仲の良い大学時代の友人が誰もいないというね・・・・。笑
20代になる頃、
料理の道に行きたくなったんですね。
レストランという場所が もう本当に楽しかったです。でも作るほうではなくて
ホールでお客様との対話がたまらなく楽しかったです。
都内の有名ホテルから地元のビール専門の居酒屋など働きまくりました。
一応学生です・・・。
あんなに好きだった飲食業界なのに、厨房に入った途端に、全然体力が持たないということに気づく・・。
鍋が重い!肉が重い!油が重い!蓋が硬い!届く野菜にはカエルが入ってる!厨房に虫がでる!など、
この時ほど
なんで自分は男に生まれなかったんだろうと思ったことはないです。
その後1年くらいアメリカで遊学。もう、逃亡ですね。
帰国して、やっぱり料理の世界にいたくて
厨房はきついからと、料理教室で働く。これが、また厨房以上にきつかった・・・。
それで、1年ほど働いた頃、体を壊し、立てなくなった。
これは、メンタルからの影響だと思います。
心は辞めたがっていたけれど、頭では辞めてはいけないと思っていました。
その心のリクエストに体が応じてくれたのでしょうね~~。
ただ、心のトラウマもきつくて、
職場が渋谷だったのですが
数年、渋谷には降りられなかったですね。今はもう癒したので全然大丈夫ですけど。
体を壊したことで、太極拳をはじめ
漢方もまじめに勉強しはじめました。
ピンチがチャンスで、この時のどん底を体験しないと
漢方にも向き合わなかったと思うのです。
これが、20代半ば。何もうまくいかなくて、自分の力不足ばかり感じて辛かったですなぁ。
この体験をすることで、どんなメリットがあったかというと
今から思えば
それは未来の誰かを理解するために かもしれません。
進路に迷っている人の気持ち
体を壊しているときの気持ち
体と心が壊れるという状況 など
この頃の自分になんて言ってあげたいかなと思うと
「どん底の先に ちゃんと出会うものを用意してあるからね
立ち止まってもいいから、ゆっくりでもいいから
とにかく 歩き続けてごらん」
かな。
行き当たりばったりでも 死にませんでした
怒鳴られ、怒られながらでも、今は元気です!
押してだめなら、ひいてみろ
一番やりたかったことを投げ捨てた時、
足元にあるものに目を向けたとき
もっと好きなことに出会えました
どん底とか
震災 とか
ピンチのたびに、ちょっとずつ道がひらけてきて
私の機能を感じてきた感じがします。
ピンチはいつだってチャンスの素
たまたま漢方薬局だったけれど
もしかしたら、何の仕事でもよかったのかもしれません
でも「誰かを元気にする」のが私の喜びで、志事というのは、
いつか気づいたのだと思います。
自分がご機嫌になる瞬間を感じたときに。
それは、レストランでもなんの仕事でも。
何か、ヒントになる部分があれたら 嬉しいです。
************
昨日の夕飯です
長崎のさばの塩麹焼
白菜の白和えサラダ
大根とわかめの味噌汁
7分づきかまどごはん
納豆
さばは気や血を補って
血流もよくします
久しぶりで、美味しかったです~
白菜の白和えサラダはお友達に教えてもらったのですが
めっちゃくちゃ美味しくて
おかわり必須です。
昨日の夕飯です
昨夜、素敵なご質問をいただきました。
ご承諾を得て、掲載させていただきます。
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(略)
今就活中なのですが、自己分析しても、求人を探しても、
自分がどんな道に進めばいいのか全く分かりません。
同世代で、何かを見つけている人を見ると、劣等感を感じて、焦ります。
せっかく自分の好きなように進路を決められる環境になったのに、すごく無気力な感じです。
あと、求人を見たりとか、就職活動を進めていくことで、どんな仕事をしたいかと、
未来のことばかり考えているので、今ここにいる自分が置き去りになっている感覚で、
すごく怖いというか、変な感覚がします。
みきこ先生は、これまで、どうやって漢方や、ヒプノと出会ったりして、
どうしてそれをお仕事にしたのですか??
参考に教えていただけると嬉しいです。
すみませんが、よろしくお願いします
**************
人と比べると 焦る。そうなんですよね。
でも、コピー機と蜜蜂、どっちが凄いかって比べることは少ないです。
コピー機にはコピーするという代表的な機能があって
蜜蜂には植物の命をつなぐ受粉という代表的な機能がある
じゃあ、自分自身にはどういう機能があるのか?ということ
それは一つではないかもしれません。
「ご機嫌の法則100」にこんなことが書かれてあったと
100人の一歩というメルマガに書かれていました
「わたしはこの人よりも偉い
わたしは あの人よりも 正しい
わたしは、その人よりも優れている
と、どんなに繰り返しても幸せになれなかった
でも、わたしは、この人を愛している
あの人を愛している
この木を愛している
こうしている 自分を愛していると
半日繰り返していたら、
なんだか泣けてきた」
これは、今の自分の気持ちを感じて というメッセージだと思います。
そしてまた、ゲーテはこんなこと言っています
「人間最大の罪は、不機嫌であること」
先日、お母さんになったばかりの友人が言っていました
「お母さんの役割として、一番大事なことって”ご機嫌”でいることなんだって~」
「ご機嫌と不機嫌」
不機嫌であるということは、今の自分の機能を果たせていない状態ともいえます。
コピー機でお湯を沸かそうとしたとします。
それは、コピー機にはない機能なので、間違った使い方をすれば
壊れる可能性もあります。
(それはストレスになり、コピー機も不機嫌になるかもしれません。)
自分自身がご機嫌でいられること。
そこにヒントがある気がします。
あなたがご機嫌でいられるときは、何をしているときでしょうか?
あなたがご機嫌になるのは、誰を思っている時でしょうか?
あなたがご機嫌になるのは、何を食べている時でしょうか?
どこに行っているときでしょうか?
誰がどうの ではなくて
自分は何を感じているかに焦点を当てます。
自分の心に耳を傾けます。
昨日のてんつくマンのメルマガにも通じますが
自分の心を喜びで埋める。つまりご機嫌な状態を作る手伝いを
自分自身がすること。
そのための大きな一歩は
大きな行動よりも、身の回りのモノ一つから選択をし始めること。
そうやって、心地いい状態、ご機嫌で生きられることは
自分自身の機能を見つけた時となっていくのかもしれません。
仕事は、単なる職業ですが
中山先生は
「あなたの志事はなんですか?」と聞かれるそうです。
志事
例えば、私の仕事は
心と体の漢方相談員です
そして太極拳教師であり、ヒプノセラピストであり、管理栄養士でもあります。
一見、ばらばらの仕事のように見えます。
私の志事は
「誰かを1秒の間でも、元気にすること」です。
誰かを元気にするため の漢方であり、太極拳であり
ヒプノであり、食事指導。
誰かを元気にするために 使う引き出しが、それらということになります。
これに、オンもオフもなくて、
どこまでが仕事、どこまでがプライベートという枠もなくて
お客様も友人も家族も、誰かを少しでも元気することができたとき
私の機能が果たされている時なのだと 自分では思っています。
それは、もしかしたら、今後変わっていくかもしれませんが
ここ数年はこんな感じです。
そう思うようになったのは、3・11の震災を体験してからです。
あの出来事で、私の中が大きく変わりました。
それまで、10代、20代、30代と全然やりたいこと違いましたのですよ。笑
10代の頃は
栄養学科なのに、なぜか、被服科のファッションショーにデザイナーとして参加したり(笑!?)
心理学科のクラスを毎年受講していたり、フロイトとかユングについてなどは、この時勉強できました。
幼児教育学科の クラスを受講して、絵本作りをしたりしていました。
授業と授業の空き時間は大学の図書館で、映画をみまくっていました。
とにかく、好きなことをいろいろ試した10代。
一人勝手に行動していて、いまでも仲の良い大学時代の友人が誰もいないというね・・・・。笑
20代になる頃、
料理の道に行きたくなったんですね。
レストランという場所が もう本当に楽しかったです。でも作るほうではなくて
ホールでお客様との対話がたまらなく楽しかったです。
都内の有名ホテルから地元のビール専門の居酒屋など働きまくりました。
一応学生です・・・。
あんなに好きだった飲食業界なのに、厨房に入った途端に、全然体力が持たないということに気づく・・。
鍋が重い!肉が重い!油が重い!蓋が硬い!届く野菜にはカエルが入ってる!厨房に虫がでる!など、
この時ほど
なんで自分は男に生まれなかったんだろうと思ったことはないです。
その後1年くらいアメリカで遊学。もう、逃亡ですね。
帰国して、やっぱり料理の世界にいたくて
厨房はきついからと、料理教室で働く。これが、また厨房以上にきつかった・・・。
それで、1年ほど働いた頃、体を壊し、立てなくなった。
これは、メンタルからの影響だと思います。
心は辞めたがっていたけれど、頭では辞めてはいけないと思っていました。
その心のリクエストに体が応じてくれたのでしょうね~~。
ただ、心のトラウマもきつくて、
職場が渋谷だったのですが
数年、渋谷には降りられなかったですね。今はもう癒したので全然大丈夫ですけど。
体を壊したことで、太極拳をはじめ
漢方もまじめに勉強しはじめました。
ピンチがチャンスで、この時のどん底を体験しないと
漢方にも向き合わなかったと思うのです。
これが、20代半ば。何もうまくいかなくて、自分の力不足ばかり感じて辛かったですなぁ。
この体験をすることで、どんなメリットがあったかというと
今から思えば
それは未来の誰かを理解するために かもしれません。
進路に迷っている人の気持ち
体を壊しているときの気持ち
体と心が壊れるという状況 など
この頃の自分になんて言ってあげたいかなと思うと
「どん底の先に ちゃんと出会うものを用意してあるからね
立ち止まってもいいから、ゆっくりでもいいから
とにかく 歩き続けてごらん」
かな。
行き当たりばったりでも 死にませんでした
怒鳴られ、怒られながらでも、今は元気です!
押してだめなら、ひいてみろ
一番やりたかったことを投げ捨てた時、
足元にあるものに目を向けたとき
もっと好きなことに出会えました
どん底とか
震災 とか
ピンチのたびに、ちょっとずつ道がひらけてきて
私の機能を感じてきた感じがします。
ピンチはいつだってチャンスの素
たまたま漢方薬局だったけれど
もしかしたら、何の仕事でもよかったのかもしれません
でも「誰かを元気にする」のが私の喜びで、志事というのは、
いつか気づいたのだと思います。
自分がご機嫌になる瞬間を感じたときに。
それは、レストランでもなんの仕事でも。
何か、ヒントになる部分があれたら 嬉しいです。
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昨日の夕飯です
長崎のさばの塩麹焼
白菜の白和えサラダ
大根とわかめの味噌汁
7分づきかまどごはん
納豆
さばは気や血を補って
血流もよくします
久しぶりで、美味しかったです~
白菜の白和えサラダはお友達に教えてもらったのですが
めっちゃくちゃ美味しくて
おかわり必須です。
昨日の夕飯です