庭戸を出でずして(Nature seldom hurries)

日々の出来事や思いつきを書き連ねています。訳文は基本的に管理人の拙訳。好みの選択は記事カテゴリーからどうぞ。

入院

2013-06-06 20:36:00 | その他
年初来から続いていた腹の不具合、つまり下痢気味は、さして大きくは気に留めていなかった。厳寒の季節でもあるし、今年は特に、真冬の冷風と冷水が腹を冷やしすぎたのだろう・・・また春が来て暖かくなれば自然に収まるにちがいない・・などと気楽に考えていた。

ところが、1月が2月になり、梅香る3月が去り、桜散る4月を迎えても一向に快方に向かわないだけでなく、そのうちピロリ菌の除去以来、壮健この上なくなっていた胃まで痛くなってきた。これはちょっと尋常ではない。

まず、ピロリ菌の再発を疑った。2つの内科で2度の胃カメラ検査や血液検査を行い、これはまったく問題なし。結局、胃炎気味でもあることから、過敏性胃腸症候群という診断を頂いた。

しかし、処方された幾つかの薬は、一向に効いている様子がない。そのうち、安眠できなくなってきた。たまに海に出かけても、元気が出ないだけでなく、あの爽快感がない。これはさらに尋常ではない。



ついに5月13日、入院治療を受けることにした。特に熱が出たり、じっと寝てないといけない種類の病気でもないから、3週間足らずの入院生活は退屈極まりないものだったのだが、美人U女医の診断と処方は見事なもので、1週間もしないうちに、あれほど長引いていた下痢はピタリと止まり、胃痛も不眠もきれいに収まった。ただ、先週土曜日に退院してまだ1週間もたっていないし、投薬治療はしばらく続けることになる。

私もそれなりの年齢になったらしい。これまで、生来の元気に頼って、健康に関しては余りに無頓着だったのかもしれない。今回は深く反省の機会になった。体調不良を感じたら早めに対処することだ。 
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