庭戸を出でずして(Nature seldom hurries)

日々の出来事や思いつきを書き連ねています。訳文は基本的に管理人の拙訳。好みの選択は記事カテゴリーからどうぞ。

むつかしいことをやさしく

2017-09-13 22:42:00 | 言葉
「むつかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをしんけんに・・・」  井上ひさし

The difficult into the easy, the easy into the deep, the deep into the funny, the funny into the sincere ...


これは印刷して壁にでも貼っておこう。

九条と国連

2017-09-13 22:39:00 | 平和
先日、歴史平和学者のクラウス・シルヒトマン博士が、「国連総会で第九条を支持する決議を」のキャンペーン等で松山に来られました。戦後二人目の総理であり、日本国憲法第九条発案の平和主義者でもあった幣原喜重郎の研究で高名な方です。日本在住二十五年。インドや日本など東洋思想にも造詣が深く、来松中は日蓮正宗の妙源寺に参詣されました。

 いまだに世界各地で悲惨きわまりない戦火やテロ等による民衆の苦悩が絶えず、核の脅威もいや増している現今ですが、絶対平和主義を謳い続ける九条は、全世界にとってのきわめて貴重な「宝物」であり、近い将来、この理念を決議案として国連総会に提出し、加盟国が公式に議決することが可能であるとして、世界各国の国連大使や多くの平和を愛する方々へ、情熱的で合理的なメッセージを送り続けている方です。

 今後、国連の機能強化の課題はあるにしても、もしこれが採択されれば、世界各国は少なくとも制度的には、国家間戦争の廃絶と軍事力の削減に向けて進まざるを得なくなるでしょう。多くの方々の賛同をお願いしたいと思います。

第九条を支持する決議を

2017-09-13 22:38:00 | 平和
平和を愛する日本の友人の皆さんへ
 
「Campaign for Article 9 to be Seconded in the United Nations General Assembly」(国連総会での“第九条を支持する決議”キャンペーン)にご協力下さい。世界的に見れば、日本国憲法の平和条項・第九条は、戦争を制度的に廃止しようという希有なる「動議」であります。言い換えれば、「日本国民は、恒久の平和を念願し」「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」(日本国憲法序文)戦争の廃止とそのために必要とする国家主権の制限に踏み出したのです。

この理念は、理想的には、軍隊や常備軍を持たず、世界平和に貢献したいと願っている国々が主導して、第9条を公法上の動議とすべきです。これは国際連合憲章が目指す「過渡期」を、本当の集団安全保障体制の構築や世界的軍備縮小、そして国連の強化が達成される前に成されるべきことだと考えます。この動議が承認されることで、各国はそれに続いて、国連総会での議論を始めることができるようになります。

すでに、コスタリカやスイスなど、幾つかの国々から好意的かつ積極的な返答を頂いていますが、これらの国々ほか、軍隊を持たない国々が、この運動を喚起できるようにする必要があります。例えば、リヒテンシュタイン、バチカン王国、ツバル、ソロモン諸島、セイント・ビンセント、グレナディン、セイント・ルシア、グラナダ、ドミニカ、アイスランド、タヒチ、モーリシャス、モナコ、パナマ、バヌアツなどの国々です。

憲法九条を愛する日本人として、Campaign for Article 9 to be Seconded in the United Nations General Assembly”(国連総会で“第九条を支持する決議”キャンペーン)に是非ともご参加下さい。そして、ニューヨークに住む、これらの国々の国連大使に、次の一文を添えた手紙やメールなどを送って頂くことを、切にお願いしたい思います。