庭戸を出でずして(Nature seldom hurries)

日々の出来事や思いつきを書き連ねています。訳文は基本的に管理人の拙訳。好みの選択は記事カテゴリーからどうぞ。

SUPの効用・カイトの効能

2019-06-04 19:23:00 | 海と風
SUPの効用・カイトの効能

こないだ24.5mから20m弱に縮めたラインと、私のフォイルには大きめのカイトとの相性を見るために堀江に出かけた。不安定な北の微風。下手なジャイブでやっぱりカイトを落とした。帰り支度でリーシュを外しライン処理しようとしたら、あら~・・・チキンループが手からスルリと逃げてしまった。しばらく後を追ってみが、こんな微風でも私の泳ぎよりは速い。無駄な努力は早めに止めた。

まあ、海風だから放っていてもそのうち堀江湾のどこかに到着するだろう。とりあえず板の回収を優先して、和気港防波堤のテトラャbトを這い上がった。大潮の引き潮。カイトも後に付いて来ているようだけど、SUPで拾いに行った方が早そうだ。久しぶりに1時間以上SUPを漕いだ。

ユックリ動かないと分からないことやできないことがある。横を過ぎゆくクラゲを眺めたりしながら、パドルで左右の海面をかいていると、左右といえば左翼・右翼という言葉を安直なラベリングに使う人がいるが、「双翼」は聞いたことがない。

パドリング同様、両方適度に使わないとモノゴトは真直ぐ進まないし、鳥や航空機も空を飛べないのになぁ・・・とか、政治の世界に保守・革新というのがあるけど、私みたいに保守的でもあり革新的でもある人間を、どう呼ぶのかな? まさかどこかの節操のない政党や団体みたいに「中道」なんて言うわけにもいくまい・・・等などと、泡のような連想が次々に続いて面白かった。

カイトサーフィンには心を静める効能もあって、特にフォイルは小波を拾わず、水切り音さえなくなるから、条件さえ整えば、かなり上質の「動中静」を味わうことができる。しかし・・・「思索」の種は作っても、それを育てるには速すぎる。モノを考えるには、SUPみたいに散歩する程度の速さがょうど良いのかもしれない。



今日の別府

2019-06-02 19:20:00 | 海と風
いろいろと作業の半日にしようと思って出かけた別府は、3時過ぎからフォイルで走れる風になった。この浜からの夕景も、まさに眩しいくらいに美しい。映像はK夫人の勇姿である。

もう何年も前から、何かの役にでも立てばと浜の片隅に置き、すでにゴミと化していたカヤックを回収した。同じ場所に、我が家の軒下で長い間寝ていたSUPを置いた。これはゴミではない。海水浴やカイトのレスキューなど、必要に応じて、誰でも自由にお使い頂きたい。ボードの表には,"Basically for RESCUE for anyone" と書いてある。