たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

序盤から涙

2005年06月17日 21時26分03秒 | 観る
シネスイッチ銀座まで行かなければ観られないと思っていた『コーラス』が、先週土曜日から 柏にやってきました。今日は初めてのレディース・デー...というわけで 連れだって行って参りました。

『コーラス』(劇場にて)

制作国:フランス(2004年)
制作/出演:ジャック・ペラン
(『ニュー・シネマ・パラダイス』成人後のトト)
監督:クリスト・バラティエ(ジャック・ペランの甥)
音楽:ブリュノ・クーレ
合唱:サン・マルク少年少女合唱団
出演:ジャン・パティスト・モニエ(モランジュ)、
   ジェラール・ジュニョ(舎監マチュー)、
   フランソワ・ベルレアン(校長)、
   マクサンス・ペラン(ペピノ)

時は、1949年。問題児を更生させるための寄宿学校‘池の底’...新任の舎監マチューが、合唱を指導し始めた事により 子ども達は変わっていく。
モランジュ役のジャン・パティスト・モニエの歌声の素晴らしさは まさに天使の歌声だけど、ジェラール・ジュニョ演じるマチュー先生が、素敵(見てくれはともかく ^^;)。子ども達の傍には素敵な大人が居て欲しい。

モランジュを演じるジャン・パティスト・モニエは、サン・マルク少年少女合唱団のソリストです。3000人のオーディションの中から 印象的なルックスと類い希な歌声でスタッフの目に止まりました。
デビュー作でペピノ役を見事に演じたマクサンス・ペランは、ジャック・ペランの息子...だったのかぁ。

ところで!
話は変わりますが 夕方のニュースで小耳に挟んだ‘妻在宅症候群’...ご存知ですか?
定年後、毎日 長時間にわたって妻と過ごす事になった夫に出る症状です。なにかにつけて「臭い、汚い、うざい」などと、邪険にされ続け、精神的苦痛から深刻な病気へと発展する例もあるのだそうで...こりゃ 定年後に限った事でもなさそう。みなさんのお宅は いかが?
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心を揺さぶるバイオリン

2005年06月17日 11時22分12秒 | 観る
『ミュージック・オブ・ハート』(DVD)


制作国:アメリカ(1999年)
監督:ウェス・クレイヴン
出演:メリル・ストリープ、アンジェラ・バセット、
   グロリア・エステファン、エイダン・クイン、
   ジェーン・リーヴス 他

ハーレムの子供たちにヴァイオリンを教えた教師の実話に基づく物語。
夫に離婚を言い渡されたロベルタは、いやいやながらの職探しの末、半ば無理矢理ニューヨーク ハーレム街の公立小学校でバイオリンを教える臨時教員の職にありつく。このロベルタ...教師としては決して模範的とは言い難い。音楽を本格的に目指す子どもを相手にするならともかく 公立小学校で子どもを指導する立場としては 正解にほど遠い指導の仕方かも知れない。ものの見方もある種一面的だったりするし、時として 子ども達とのやり取りの中で ひどく傷つける事すらある。
なのに、子ども達のハートをガッチリ掴んでしまうのは何故なのか...。ハーレムの貧しい環境の中にこそ 非日常的なバイオリンという楽器が必要だったのかも知れないし 教師としては偏っていると思われる部分が たまたま偶然フィットしたのかも知れない。
いやいや 偶然などではなく、課外授業だから、子ども相手だからといって 手加減することなく常に真剣に取り組むロベルタの眼差しを 子ども達が感じ取った結果なのだろう。

子ども達のバイオリンが、カーネギーホールを沸かせます。

さてさて、今日は これから『コーラス』を観に行ってきます。
コメント (6)
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