たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

『ズビズビ。』って...?

2006年12月06日 16時46分57秒 | 観る
先週土曜日...そう、王子閉め出し事件の翌日のこと、新宿の東口から西口へと 観劇のハシゴをして参りました。しかも両方とも オムニバスで、なんと一日に13話の強行軍...???

ってなわけで、13話中の4話...新宿東口 紀伊國屋書店4階の紀伊國屋ホールで観ました劇団M.O.P.『ズビズビ。』(12/2 マチネ)のご報告。



作・演出:マキノノゾミ

キムラ緑子  三上市朗  小市慢太郎
林英世  酒井高陽  木下政治  奥田達士
勝平ともこ  岡村宏懇  友久航
塩湯真弓  永滝元太郎  塩釜明子  神農直隆
権藤昌弘(飛ぶ劇場)

北関東の とある会館の楽屋にまつわる四つの物語 ───
★ 楽屋の主は“ハムレット”に出演中の 落ち目の元映画スター 南大作...
 取材にやってきた 北関東新聞の女性記者は 長年のファンだと言うが...。
★ 時代は遡り、楽屋にいるのは“森の石松”を請われてやってきた
 ドサ廻りの劇団...
 興行主(ヤクザ)は、どうしても石松物を演れというが、石松役の役者が
 姿をくらましてしまった...。
★ 舞台では どうやら明治の物語。楽屋ではスタッフの山ちゃんの恋の悲喜劇。
 物語を年代順に並べると この物語が一番後ろになります。
★ 四話の中で一番古い物語...戦後です。
 楽屋にいるのは ジャスバンドと訳あり(?)のジャズ歌手。
 このバンドの坊や(見習いで付き人)をやっている大ちゃん...
 のちのち 映画スターになります。

四話が、それぞれが独立した物語でありながら、登場人物など なにかしら絡み合った物語になっています。そして、四話のタイトルの頭を取ると‘ズ・ビ・ズ・ビ’と なるわけです。この絡ませ方が とにかく巧い! のみならず、核兵器に対してのアンチテーゼがあったりなんかして、そこがまた マキノノゾミらしくて いいのです。ブラボー!!

会場で、升毅氏を お見かけしました。なま升さんは、スラッと背がお高くて、ニヒルな感じが ちょいと素敵。ちょっぴり険のあるお顔立ちが またいいジャン。そうか...あまり意識したこと無かったけど、及川ミッチー(及川光博)もそうだし...私、険のある顔が好みなのかも...。(殿は、ヘラヘラしすぎだ!)
そうそう、作・演出のマキノノゾミ氏もお見かけしたけど、こちらは公演の度にロビーや客席においでになるので 驚くには及ばない... & 別段 好みでもなんでもない。
コメント (2)
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