渋谷・コクーン歌舞伎 第十二弾
『盟三五大切』かみかけてさんごたいせつ(6/8 昼の部)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/66/c030a42b48b3ba1fba973563c96b97cb.jpg)
作:四世 鶴屋南北
演出:串田和美(くしだ かずよし)
出演:中村 橋之助、尾上 菊之助、中村 勘太郎、
坂東 新悟、中村 国生、笹野 高史、片岡 亀蔵、坂東 彌十郎 他
いきなり終演後の話で恐縮ですが、串田氏に握手して貰っちゃいまして、Wow 感激!
カーテンコールで 橋之助に呼ばれて、幕が下りる時には舞台上に居た串田氏(演出)ですが、私が 客席を後にしてロビーに出ると 既にお客様と歓談中。そんな氏を横目に、「トイレ トイレ」って 一目散に向かったんだけど、ありゃま 結構な列
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_z.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0199.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0155.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_en.gif)
氏は、王子の大学の教授でもありまして、先月上演された 学生とプロのコラボ企画『ヨサブロゥ ~与話情浮名横櫛より~』も演出。「え、御新造さんぇ、おかみさんぇ、お富さんぇ、 いやさ、これ、お富、久しぶりだなぁ~」って アレです。俗に言う『切られ与三郎』。芸術監督をしている「まつもと市民芸術館」での公演だったんだけど、それに先だって 学内のホールでも上演。学内では無料で公開された事もあって、歌舞伎にちょいと興味のある王子、ちゃっかり自分の分だけ席を確保しちゃって バッチリ観てきた訳ですョ。なのに、そんな気の利いた話が パッと浮かんで来ないんだなぁ... バカバカバカっ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0208.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0087.gif)
さてさて、『盟三五大切』ですが、コクーン歌舞伎では 13年振り二度目の再演です。前回は、勘三郎を筆頭に 橋之助 福助といった面々で、勘三郎と橋之助が 源五兵衛と三五郎を交互に演じるという贅沢な公演だった様です。これを見のがしたのは 全く以て残念な限りですが、今回コクーン歌舞伎初参加の菊之助の小万が なかなか良くて、三五郎役の勘太郎とのバランスを考えても ベストなキャスティングであったと思います。勘太郎が 勘三郎にどんどん似てくるって話は 以前にもしていると思いますが、大詰めで 源五兵衛に詫びつつ腹を切る場面での長台詞など、もうまるで勘三郎。大したもんです。八月の花形歌舞伎(例年は納涼歌舞伎)では、『怪談 乳房榎』では 四役早変わりを演じます。いやぁ~~ こりゃ見逃せません。橋之助も 荒んだ役が嵌る嵌る
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0204.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
コクーン歌舞伎といえば、毎度毎度 度肝を抜く様な紙吹雪だの 大量の泥水だの 果ては舞台奥の搬入口が全開してパトカー登場だので 驚かせてくれますが、今回も例外ではない様子。幕間に劇場係員が 最前列と通路脇の客席に ビニールシートや荷物を包むビニール風呂敷 その上タオルまで配しているじゃありませんか。なんでも 二幕目の後半で雨が降るそうでして、はぁ~っ!? ここは大丈夫なん?? 二列目なんですけどぉ...状態。ええ ええ、降りましたとも降りましたとも。舞台のツラに カーテン状に降りしきる大量の雨。半端じゃありません。しかも、延々降り続く。それだけ降れば 二列目もね、そりゃ全然濡れないって訳には参りませんが、なるほど ビニールシートの配置は的確でした。
演出と言えば、びっくり嬉しかったのが 勘三郎の声の出演 (*^_^*)
客席に降りて さまよう源五兵衛。その源五兵衛にだけ聞こえる塩谷浪士の複数の声です。そんな演出があるなんて 全然知らなくて(松竹のHPに掲載有り)、それに 勘太郎の声とそっくりなもんだから... だけど、三五郎が語るところじゃないし、耳を澄ますだに この声は どうにも勘三郎...! 声だけだョね と思いつつも キョロキョロ見回すのは私だけでありませんで、何となくざわめく客席。稽古場に。勘三郎が現れた事で、急遽決まった演出だとか。復帰公演に松本を選んだのも、気心の知れた芸術監督が居るからなのでしょうね。勘三郎不在のコクーン歌舞伎は 2005年の『桜姫』以来 二度目ですが、屋台骨としての勘三郎を感じられた素敵な公演でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0232.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0232.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0232.gif)
夜は、地元に戻ってラーメン屋さんへ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/5c/a6da1e6f2081c80ebee85f3a2880c3bc.jpg)
ふじ麵(普通盛り 650円)+ 小豚(150円)
追加料金無しで中盛りにも出来ます(大盛り+100円 特盛り+150円)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/aa/4d9686aa9f87f296f4ac0301214523d1.jpg)
横から見るとこんな感じで 野菜テンコ盛り
麵は もっちりコシのある太麺
...なんだけど 全然見えなくて m(_ _)m
昼は「つけ麺」「ラーメン」、夜は「もりそば」「ふじ麵」と ラインナップが異なります。
ラーメンに あまり詳しくないのですが、大勝軒系の中でも 角ふじの系列... って事でいいのかな? 大勝軒茨城本店からの独立...?? ラーメンの店を 数知らないので良くは分かりませんが、同じ系列の店の中では 食べ急ぐ必要のない ゆったり過ごせる店の様な気がします。つけ麺も食べてみたいし、また行こぉ~っと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0241.gif)