公開時に観はぐれ 遅ればせながらではありますが、近隣で上映があったので。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(5/21 劇場にて)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/c1/b5937afe74108678fd20989c96338678.jpg)
原題:THE WOLF OF WALL STREET
制作国:アメリカ(2013年)
監督:マーティン・スコセッシ
原作:ジョーダン・ベルフォート
脚本:テレンス・ウィンター
出演:レオナルド・ディカプリオ(ジョーダン・ベルフォート)、
ジョナ・ヒル(ドニー・アゾフ)、マーゴット・ロビー(ナオミ)、
マシュー・マコノヒー(マーク・ハンナ)、
ジョン・ファヴロー(マニー・リスキン)、
カイル・チャンドラー(パトリック・デナム)、
ロブ・ライナー(マックス・ベルフォート)他
実在の証券ブローカー「ジョーダン・ベルフォート」の回想録を映画化した実録ドラマ。
アメリカ映画には、「ラスベガスをやっつけろ」だの、観ていないのだけれど「ハングオーバー」だの、アルコールや薬で 主人公がグダグダって話が 案外ちょこちょこ登場します。モチーフとして使われているだけの場合もあるけれど、今作の様に なんだかずぅ~~っと アルコール漬け 薬漬けってのが、そう珍しくない。それだけ、アメリカ社会の中で 依存症が身近だという事のなのでしょうね。
そんな訳で、株取引の ちょっと硬派な話かと思っていたら、稼いだ分 遊んで遊んで遊びまくって、その分 また稼ぎまくり またまた羽目を外しまくり... 身を滅ぼす... って話でした。ただ、ジョーダン・ベルフォートという人は、社員には とても愛されていたみたいなので、映画で見せている部分が全ての 大馬鹿男ってだけではなさそうです。179分は、ちょっと長いでしょうか。
レオさま、熱演に継ぐ熱演で ゴールデングローブ賞(ミュージカル・コメディ部門)の主演男優賞を 受賞。ただし アカデミー賞については、ゴールデングローブ賞のドラマ部門で主演男優賞を受賞したマシュー・マコノヒーに攫われてしまいました。「ダラス・バイヤーズクラブ」でのマシュー・マコノヒーは、頭ひとつリードしていましたからね。しかしながら、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」で、ディカプリオ演じるジョーダンに 証券取引のイロハを教えるマーク・ハンナ役を マシュー・マコノヒーが演じていたというのは ちょっと皮肉めいてるじゃありませんか。でもまぁ、尻上がりに良い役者になってきているディカプリオですからね、これから先 50代 60代になって 少し枯れてきてからが また楽しみデス。