昨年は、ザクロとレモンに初めて実が生り大喜びでした。
そのためそちらに気を取られ、5年前から畑で育てている「デコポン」に気が向かず、ほぼほったらかし状態。
摘果もせずできた実をそのままにしておいたら、大小取り合わせて20個ほど収穫できました。
ただ、どういうわけか今年の実は黒ずんだ部分が多く、洗ってもあまりきれいにはなりません。
ところが皮を取って食べてみると柔らかくて美味しいのです。
特に、収穫後日が経ったものほど柔らかくて美味しいのです。
デコポンとして売られているものと比べると、大きさも見た目も甘さも比べ物にはなりません。
でも、自分で育てた「デコポン」(本当は不知火の実というべき)ですから味は格別です。
2年目にできた実は中がかすかす、3年目にでき実は酸っぱ過ぎ、4年目でやっと食べられるほどになり、今年は美味しいものが採れました。
実をたくさん残すせいか、あまり樹高が伸びていないのが心配です。収穫のお礼に寒肥を上げようと思います。

皮をむくとみずみずしくてきれいです。
中の袋が柔らかいのでそのまま食べますが、たまに種にあたります。

下の写真は7月上旬に撮影しました。できている実にはすでに「デコ」がはっきりできています。

畑とベランダのレモンにも今年初めて実ができました。
レモンは5月から夏にかけて2回花が咲きます。
ベランダのレモンは5月に1個だけ結実し、秋にはけっこうな大きさにまで育ってくれました。
それは12月末に収穫済みですが、遅れて夏にできた実が4つ残してあり、それなりに大きくなってきました。

まだ裏面が緑色なので収穫までもう少し辛抱です。
