紅葉もそろそろ終わり、きょうは暖かかったのでまた宮島へ行くことにしました。きょうは一人です。
宮島へ渡る前に、大好きなカフェに立ち寄ります。
コーヒーは500円。クッキー付き。
今日で三度目。きょうも客は私一人だけ。
三四郎、虞美人草、走れメロス、山椒魚・・・近代文学の高い峰。
どの作品も若い時に読んだ。また読めば別な読み方ができるかもしれない。作品の中の出来事、昔は未知のものが多かったが、あれからいろいろなことがあったので、より深く理解できるかもしれない。
でも文庫本の小さな字はもう辛い。。。。
こちらはワインとか着物とか。
何かの作業台?
店は蔵を改装した二階に。下は雑貨などのショップ。若い女性オーナーです。
誰も上がって来ません。いつ行っても一人です。コーヒー飲んで、古い本と古い家具を眺めて、のんびりと落ち着きます。
奥の部屋。
古い本、大きなテーブル、いろいろな形の椅子、軟らかな光、間然することなき空間。
そして静か。だあれも来ません。
干支
水屋
暮らしの手帳
階段下、三階ははstaff only。
ここでコーヒー頂きました。
欲しいなあ、この本。
フランス関係。永井荷風まである。渋い。
インテリア各種。
入り口。
ひそかな看板。
駅弁当という字の下あたりが、穴子飯を食べる人たちの待合室になっています。きょうは20人くらいが待っていた。座りきれない人は立ってます。
その間を「ちょっとすみませーーん」と言いながら通り抜けると店の裏に出ます。
そこにこの入口があります。カフェは靴脱いで二階。この、靴脱ぐというところが好きです。
大勢連れで観光する人はこんなところには立ち寄りません。団体客はバスで桟橋手前横付け、JRの客も地下道を通って桟橋へ行くので、うえのを目指す人以外は案外人通りも少ない不思議な場所です。
自宅二階のあちこちに突っ込んでいる古い本、下へ降ろしてインテリアにしたいなとふと思いました。でもあんまりお洒落な本がないし、人が見て貸してほしいと言われたら困るし。
人に本は貸さない。人から本は借りない(図書館はべつとして)。読みたければ財布を開けて、身銭を切って買う。そうしないと自分のものにはなりません。。。。って、私、なに熱くなってるんだろ。
そうそう宮島でした。宮島も山の中歩いて鹿がいっぱいいたり、細い路地をたどっていくと小さな工房があったりと、いつも行かない場所を歩いてみました。
それはまた明日以後に。
お店へのリンクhttp://epilo.net/