やっと作りました。
手持ちの木綿布各種で。
やっぱり昔からの二色の組み合わせが落ち着いているかな。25×50cmにしたら大きすぎた。
次こそは・・・って、今までなしで済ませてきたんだからもうものを増やさなくていいかな。
やっと作りました。
手持ちの木綿布各種で。
やっぱり昔からの二色の組み合わせが落ち着いているかな。25×50cmにしたら大きすぎた。
次こそは・・・って、今までなしで済ませてきたんだからもうものを増やさなくていいかな。
マルクスの初期の著作、「共産党宣言」、「ユダヤ人問題によせて」「ヘーゲル法哲学批判序説」「経済学・哲学草稿」「ドイツ・イデオロギー」を二人画往復書簡の形をとりつつ、若者向けに解説したもの。
いゃあ、懐かしかった。忘れていたキャッチフレーズの数々、思い出した。シンプルで力強く、畳みかけるような論の進め方、久しぶりにマルクスに再会した気分だった。
10代の終わりに読んだときには、マルクスってとても老成した写真しか知らないので、これら著作も60歳くらいで書いたのかなと何となく思っていたが、この本で取り上げられた著作は全て二十代に書かれたものと知って驚いた。
この本はマルクスの入門書として読むよりも、もっと実践的、、社会の矛盾を目の当たりにした時、それから目をそらさずに、どうしたら人々が幸になれるかを考える、そのヒントを探すためのものと思う。
「共産党宣言」の向坂逸郎訳も格調高くて、それまでこの種の本を読んだことのなかった私は、言葉の一つ一つが自分の血肉になって行くことを身体感覚として感じていた。それは幸福な読書体験だった。
それを誰とどのように語り合ったか、今はもうほとんど忘れてしまったけど、時代の熱気が私のようなものにも岩波文庫を手に取らせたのだと思う。そうしないと半人前にさえ、ものを言えないような。
若者には難しすぎると、アマゾンのレビューにあった。しかし読書と言うのはちょっとわかりにくいくらいのものを背伸びして読むところに醍醐味がある。分かりきったことなら、そもそも初めから読む必要がないのである。
内田樹の部分は短くかつ分かりやすかった。久しぶりに読んでみたいと思ったけど、岩波文庫は髪が茶色になり、捨ててしまった。また買おうかな。いつでも買える、そう思って処分したんだった。
さて、epiloさんでのんびりと癒された後、宮島へ向かいます。paspyカード使えるので松大船に乗りました。ほかにJRの連絡船があります。本四と青函のない今、多分全国で唯一残るJRの船ではないかと思います。
島が近づいてきました。いいお天気です。
対岸の廿日市方面。マンションや家が増えました。
観光客は桟橋降りたら厳島神社方面へ。私は左方面へ。
小さな鳥居は長浜神社。島にはたくさんの小さな神社があります。
すぐに山道へ入ります。だあれもいません。静かです。聞こえるのはどんぐり(アラカシ)のパラパラと落ちる音だけ。
山中、鹿たくさん。
おかあさん、変なおばさんが来たよ~
シィーッ、変なおばさんと目を合わせるんじゃないよ。
鹿は掴まえたり、追い払ったりしては行けません。餌を与えても行けないようです。たくさんの鹿がいます。
色々な木があります。これはアセビ。
シキミ
ヤブムラサキ
ミミズバイ
さらに行くと道に鹿がいっぱいいて通りにくいので引き返し、街へ降りることにしました。
尾道的風景。山際まで人家あり。
誰が付けたか「かくれんぼ」
お寺さんは多いです。浄土真宗が多いようです。
山の裾の路地で。奈良的小路。この辺り厳島神社から遠いのでツアー客はこれないようです。たまに個人旅行の人とすれ違います。
私もとても遠くを旅しているように錯覚しましす。
おや、工房があります。
なんかやってます。入ってみましょう。
中はギャラリーで木工品の展示即売をしていました。きょうの記念に一つ作品を買いました。
小さな仏様
井戸もあちこちにあります。
その謂れ。
宮島土産。鉄板で鳥を作り、土台はアセビだそうです。
この角度だと鳥が凶暴そうだけど、真横から見ると空を飛ぶスピード感がよく出ています。
同世代に見える男性作者、「お客さんどちらから?」と聞くので「近くて申し訳ないんですけど、**から」と答える私。
昨日の感想。宮島って実を言うと飽きていた。あまりにスタンダードで。でも観光客がいるのはごく狭いエリア、その後ろには広大な自然と、昔からの神の島の暮らしがあるのでした。
細い路地を迷いに迷い、取り留めなく歩いてみたい。迷ったとしても坂道を下りて行けば、見知った場所に戻り、桟橋まで行くのは容易。
宮島を侮ってはいけない。観光地は一つの顔。その後ろにその人なりに楽しめる懐の深さが。。。他の場所では車も通らない狭い道を歩くと怪しく思われても、ここは観光地なので、ちょっと変わりものの旅人の顔をして彷徨ってみる。
うーーーむ、行き帰りepiloでまったりして、また行ってみよう。何より京都より近いし。