今日はこちらへ行きました。広島県府中市上下町です。尾道から北へ、中国縦断道尾道松江線の世羅IC降りて20分くらいです。
山陽山陰を結ぶ交通の要衝にあり、江戸時代は天領として栄えた町。江戸末期金融業者が33もあり、現在も造り酒屋の跡など、古い街並みが残っています。
また明治期、自然主義文学の嚆矢、田山花袋の蒲団のモデルになった女性の出身地でもあります。
娘を、文学の勉強のために東京へ遊学させる。山間の町ですが、裕福で、進歩的な土地柄でもあったようです。
リサイクル
長座布団
幟
アールデコ風
もう廃業したらしい
理髪店
節句飾り。重森本店酒造資料館で。
重森本店酒造資料館。古いものが無造作にたくさんあった。
車の輪、箕各種、モーターなど
ランプ 本日は骨董市でしたが、値段のついてないものもたくさん。言えば売ってくれたかも。
毛糸やさんは昔、お菓子屋だったそうで。
古い文書色々。後ろは行事毎、季節毎の和菓子のデザイン帳。
ナマコ壁はどこの家も七宝柄。華やかな印象。
町並みの外れにある芝居小屋、翁座。のちには映画館としても使われたそうです。
ガイドボランティアの方の案内。
川は山陰へ向かって流れます。町内に分水嶺があるとのことです。
パン屋さん。横でパン製造とレストランをされているようでした。
車で町外れの翁山へ登ります。離合のできそうにない狭い道、焦りましたが、幸い出会う車はありません。やれやれ。
頂上の東屋。
展望台から上下の街並みを見下ろす。山に囲まれていることが分かります。
戦国時代、山城があったそうです。
同じ広島県でも、この付近は未踏の地でした。世羅高原のチューリップ畑などが今日は賑わっていたようです。こちらは歴史散策。人も多くなく、車はJR福塩線上下駅前に無料で停められました。
のんびりとしたいい街でしたが、人は都会的で、誇り高い土地柄のように思いました。天領ってだいたいそうですよね。
本日のお買いもの
膾皿一客1,500円を値切って1,200円に。
デッドストックの子供茶碗はポルシェのスポーツカー柄、50円。三男がポルシェ好きなのでつい買ってしまった。
今度帰省したらご飯これで食べさせましょうか。反応は予測不能。