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宇治で源氏物語の心に触れる

2017-07-20 | 旅行

7/16

近江八幡から宇治へ移動します。

奈良街道沿いの茶問屋

宇治橋袂

平等院参道で

続いて川土手の緑陰を歩きます。涼しい。

駅前観光案内所では歩くと大変と言われる。でもせっかくの観光地、歩きます。

着きました。JR駅からは20分くらい。雨も上がっていい散歩ができました。


食事は一階の部屋で。

小さなテラスの先の庭。その向こうはもう宇治川です。川へ降りる石段も見えます。

きれいな前菜。なんでも一口ずつ。器の中は冷えた湯葉。

あといろいろ来たけれど、どれも繊細な京料理。おいしくいただきました。

私達の年齢にかんがみてかどうか、和室に椅子席でしたが、またまだ座卓でも大丈夫です。

とはいえ、そろそろ労われる年齢になったようで。

それはそれで心地いいのですが、それに甘えず、なるだけ体を動かしたいものです。

水流無限。毛脛深謝。

日も暮れてきました。

急に決めてネット予約した宿。お客さんは他に若い女性二人連れだけ、ほぼ貸し切りの宿。

連休なのにこれでいいのかしらと心配になりましたが、私が心配することでもなく。

今のお客さんは要求水準が高くなって、それにこたえていくのも大変。

支配人他スタッフはとてもいい感じの方でした。

「京都では祇園祭に雨が降って梅雨が明けます」とのことでした。


7/17朝、部屋のベランダから宇治川を見る。水音が絶え間なく聞こえて、涼しい。

宇治平等院。

元々は藤原氏の別荘内の私的な阿弥陀堂。寺院ではないので、五重塔などの設備はなく敷地はこじんまりしています。

300円でお堂内も見学。定朝作の阿弥陀如来、日本の仏像の完成された形と思いました。

穏やかで破たんがない。極楽へ行けば、きっとこんな仏様が迎えてくれるに違いない。

ハスと平等院。

川の中州から宇治神社へ

一段上の宇治上神社へ。世界文化遺産らしい。

緑の中の赤い鳥居。

独特なつくりの本殿。

与謝野晶子の句碑。この付近は源氏物語にちなんでさわらびの道と呼ばれているようです。

源氏物語ミュージアム

展示

みやびであでやか。

牛車は国産5千万円、中国に発注して1千万と、15年くらい前、京都文化博物館の学芸員の方に教えてもらいました。

今はもっと高くなってるかも。そんなに作るものではないので、技術の伝承という面では厳しいかも。

装束に調度。

薫大将が宇治の大君と中君をのぞき見する場面らしい。

少ししか見えないので物語が生まれる。


続いて三室戸寺に行きます。歩いて20分くらいです。

西国十番札所。境内、サツキ、アジサイなど、花の寺。

今はハスが満開。人も多い。


さらに歩いて茶商、伊藤久右衛門のショップへ。いつも混んでいて、この前は時間がなくて断念。

きょうこそは。

待つこと30分。念願の抹茶パフェをいただきます。抹茶をかけていただきます。

看板と一緒に記念撮影。

この日は祇園祭のハイライト、山鉾巡行の日。京都駅の掲示。

京都町衆の底力。これは辻まわしの場面でしょうか。

秋田の竿灯?

祇園祭は近寄るのも大変そうで、当然パス。


21歳のころ、祇園祭の夜、四条通を歩いていた記憶がある。

山鉾巡行は終わっていたのに、満員電車のような人混み。自分の行きたい方向へ全然いけない。

東京の人と待ち合わせて歩いてたのだけど、携帯のない時代、どうやって連絡とってたのか、今となっては不思議。

昔は会えなかったときは一時間くらい待って、帰るとか。逆にフェイドアウトしたいときはわざといかない。それを繰り返して終わりにするとか。

はい、ばあちゃんが昔話をしています。

伏見稲荷へ行く夫とは途中で解散。一人で帰宅。新幹線の自由席は激混み、岡山まで立っていた。

混む列車に乗るのも久しぶり。

と、夏の旅行も無事終わりました。二日間よく歩きました。心地よい疲れです。

次はいつ、どこへ行けるかな~

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