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近江八幡・水郷巡りと街歩き

2017-07-19 | 旅行

琵琶湖東岸の風光明媚な地、見どころがコンパクトにまとまり、中心部は歩いて観光。

京都の人が別壮を構えた土地だったそうで、風情ある落ち着いた街のようでした。

7:00広島発。京都で新幹線から新快速に乗り換え。9:35に近江八幡着。

駅前観光案内所で手漕ぎ船「丸山」の割引券貰って、9:40 長命寺行きのバスに乗ります。

「丸山」へ今向かっていると電話したら「キャンセルじゃなかったですか~?」って。

バスは360円、手前の和船乗り場より100円高いのでその分割引してくれました。

あちら別の事業者。近江八幡は全国でも珍しい手漕ぎ船が残っています。

橋の下を通ります。


バスで再び引き返し、大杉町で下ります。

六月の杜若はもう終わっていました。

水辺のアジサイ。

鳥居の中の「たねや」さんで食事します。これも先月と同じです。

きょうは屋内。山野草の盆栽。ウツギ、ヒメジヨン、チガヤなど。涼味満点。

こちらギボウシにチダケサシ?

と、山野草に癒されまくっていたらお料理が来ました。

六月と同じものを注文。おいしくいただきました。このほかに食前、食後に和菓子が付きます。

元々は種苗業、現在は和菓子の製造販売と和食どころ。

自在鉤に向こうは竈。


日牟禮八幡宮の前を通ってロープウェー乗り場へ向かいます。

八幡山頂上は標高300メートル余り。ロープウェーでぐんぐん上ります。

頂上には豊臣秀次の築いた城があったそうです。

下りて少し上ると瑞龍寺。豊臣秀次の菩提寺。京都にあったのを移築したそうです。

山頂は豊臣秀次の築いた城があり、西の丸あとから琵琶湖がよく見えます。近江八幡の発展の基礎は秀次にあり。悲劇の人ですが、地元では大切に思われているようでした。

ブラタモリ、取り上げると面白そうです。

一時半予約のヴォーリズ記念館。30分も早く着いてしまいました。門はしっかり閉まっています。

暑くて、どこにも飲み物の自販機ないし、頭は痛いし、気分が悪いです。

やっと入れます。素敵な建物、素敵なアプローチ。

暖炉のある広いリビングでビデオ見て、室内の資料を見ます。

ビデオの途中で寝てしまい、目が醒めたらだいぶ気分良くなっていました。

室内撮影禁止。窓辺のみOKです。

続いて近くのハイド館へ。ヴォ―リズ学院の付属施設です。

初めてなのにとても懐かしい眺め。

階段途中の踊り場。ニス塗りの腰板。観音開きの窓フランス窓。日曜日の学校。遠くで楽器の練習をする音。

時間は過ぎ、人は集まり去っていくけれど、変わらないものがある。ここにもあるし、それを見る自分の中にもある。忘れていたものが呼び覚まされる。

信頼とか愛とか、真理を求める心とか。

ものごころがついて社会に出ていくまでの、凪のように至福の時間。その短い時間をどう過ごすかで、きっと自分が形作られてきたのだと。その静かな確信。

私はクリスチャンでもないし、信仰心も持ち合わせないガサツな人間。

でもここにいると心が落ち着く。その不思議なご縁。ヴォーリズ師、ありがとうございました。

幼児教育をしていた部屋。ハイカラ。

24歳、初来日のときのトランク。木製。1905年なら船で来たのでしょうか。

この人と一緒に旅行しました。もう50年の知り合いでごさいます。


さらに歩く。もうとっても暑い。自販機のポカリだけ売り切れ。もうーーー気分悪いーーー

蔵元の中の喫茶店で休む。

即席の保冷襟巻。

氷を二個入れて、落ちないようにクルクルねじり、両側の頸動脈に当てて首の前で結ぶ。

血液を冷やすと体も冷える。内側から冷える。

というようなことを説明するも、笑って相手にされず。悔しい。

ヴォーリズ建築。旧八幡郵便局。今は骨董店など、ショップがいろいろ入っています。

新町通りの古い町並み。この付近まで来るといきなりの豪雨。

急に人影が見えなくなりました。私は晴雨兼用傘さしてますが、夫は傘がなくてずぶ濡れです。

まさか雨が降ると思わなかったそうで。

銀行の軒先に待たせて、傘を売る店を探しますが、小さな町で日曜日は何処も閉まっています。

でも、しばらく行くと靴屋さんがあり、折り畳み傘も売っていたので助かりました。やれやれです。

最後は池田町の洋館街へ行きます。食事前からずっと歩いて、もう15,000歩は歩いている感じ。でもまだまだ歩きます。

池田町の一角は立派な洋館が並んでいます。

建築は専門に勉強した人ではなかったそうですが、各地にいい建物が残っています。確か福岡市内の牧師館もそうだったような。

京都市内にもたくさんあるようです。

こちらは家は新しいようです。イメージは踏襲しているのでしょうか。

八幡小学校。瀟洒な西洋建築。

最後は小幡上筋からバスに乗って駅へ行き、16時過ぎの新快速に乗り、京都乗り換え宇治まで。約一時間で着きます。それはまた次の機会に。

落ち着いた町、西洋建築たくさん、景色もよくて、歩いて回れる観光施設いろいろ。最近、特に人が増えたそうです。

いい町でした。  

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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