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「人はどうして痩せないのだろう」 米山公啓

2017-10-10 | 読書

 

著者は医師で著述家、医学界の内幕ものからデビューし、健康に関する著作もたくさんある人。

以前お母様の介護の本を読み、健康の大切さを強く感じたのですが、今回はダイエット本です。

医師のダイエット、痩せた方がいいのは医師でも同じ、その必要性も素人よりはよく知っている。

人生90年時代、すきなことやって元気に生きていくには何より根健康第一、患者さんには痩せるように言いながら、自分が太りすぎではないかと思い、ダイエットを始めたそうです。

身長は180センチ、体重は93.5キロ、BMIは28.9。ここから涙のダイエットが始まる。

ずっと同じでは飽きるので、ひと月ごとにいろいろなダイエットを試してみて、その効果をケータイ雑誌で配信していたそうで、正直な打ち明け話、医師としての冷静な観察などが読みどころかと思う。正直でいい人、そう思った。

試したダイエットはウォーキング、キャベツ、コントローラーをラケット代わりに振るテニスゲーム、ビターチョコを食べる、電動式あん馬のようなものに乗る、一時話題になったビリーズ、ブート、キャンプ、アーモンド、エアロバイク(部屋の中で自転車こぎ)の8種類。

初めのころは効果があり、一時は83キロ台まで落ちたが、8か月後には87キロ台に戻った。

しかし6キロ以上減量しているので成功したと言えると思う。ダイエットは痩せることよりもその状態を維持することが大切、って私が言うのも気が引けますが。

ダイエットに王道なし。この本読んで思ったのは、結局よく体を動かし、いらんおやつを食べないという当たり前のことの大切さ。

先月の同窓会で、10代の頃より痩せた人から、天下を取ったように言われて悔しかった私。歩いて、おやつやめて、簡単なことも継続するのは難しい。今は気候がいいのでよく外出しますが、そのうち寒くなるし。。。。

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