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「介護に教科書はいらない」 羽成幸子

2017-10-17 | 読書

昨日は疲れ果てて、夜の絵のサークルも行きたくなかったけど、会計ならばいかんともしがたし、幸い雨が上がったので、頑張って出かける。

サークルは最近人が増えた。

金髪碧眼、18歳のお嬢ちゃんまで参加。一年くらい広島にいるそうで、漫画やイラストが上手。ブロークンイングリッシュで話しかける親切な人がいて、疲れている私はその英語まで気にかかる。

昨日、今月初めて来た人に会費を貰おうとしたら「払ってませんでした?」と言われてカチンときた。だってこちらは間違いないよう記録して徴収している。あちらは記憶頼み。どちらが正しいかは明らか。昨日は、遅れてすみませんとすぐに持ってくる人との、その差は歴然。お金の出し方にその人なりが顕れる。気を付けたいものです。


いかんですねぇ、愚痴になっている。

昨夜は隣に座った男の子に、といっても40歳だけど、いろいろ愚痴聴いてもらってちょっと心が晴れた。この本読んでると見せたら、「疲れてるのによく活字が読めますね」と言われたけど、疲れている時こそ、本読んだら心が落ち着く。

で、この本は1949年生まれで、5人の介護をした著者の、介護の心構えやコツなど、わかりやすくまとめている。短い本だけど、とても参考になった。いちいちは書かないけど、介護の入り口に差し掛かった私には腑に落ちるとばかり。私も頑張らないように、頑張ろう。

著者は介護すべき人全員を見送った後、これで私が死んで悲しむ人がいないと思うととても自由な気持ちになったという。そうかもしれない。人はなかなか死なないようにできている。その命と精いっぱい向き合った後、私もそういう境地になりたいと思う。

 

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