日曜日のきょう、岡山県の備中松山城と矢掛宿へ行きました。
前夜、夫の打ち出したGoogleのルート案内と、今朝入れたナビの案内が違います。
一度高速下りたのに、ナビはぐるりと大回りして再び高速に復帰せよとの案内。無視して走っていると、おやまあ、昔風の街並みへ。
ここはどこだあ、どっち向いて行っている?
しかし、目指すは備中松山城、下りずに車、走らせます。
やっと備中高梁市に着き、城へと車を走らせますが、以前は行けた城のすぐ下へは通行止め。
手前で車を停め、シャトルバスに乗り換えです。新しく土産物屋までできています。
そこの叔母さんいわく、「お城まで登ると一時間以上かかる。もうバスが出るから早く!早く!!チケットはここで売ってる」
ということで、歩いて行けないこともないだろうと思いつつ、ついバスに乗ります。
一人400円、二人で800円。高ッ!!
バスは10分もせずに城の下の駐車場に到着。そこからまた山道を歩きます。
30年前は大山の帰りに。息子三人、登らないというので車に残して、親二人で行った。
お盆休み、私たち以外には誰もいなくて、天守閣も公開されていたのかどうか?記憶あいまい。
きょうは大勢の人です。人が増えてたのでシャトルバス輸送に替えたと思われます。おそらく最近のこと。
バス降りて山道を登ること15分くらい、やっと着きました。
標高は430m、天守閣のある山城としては全国で一番高いところだそうで、山陰山陽を結ぶ道筋、昔から要害の地。高梁川沿いに開けた盆地が山頂からはよく見えます。
天守閣
裏へ廻って二重櫓。岩山の地形を巧みに利用。
モンサンミッシェルみたいと、またしても旅行自慢
2014年4月、モンサンミッシェル。
岩山を巧みに利用した石垣。
ここは昨年の大河ドラマ「真田丸」の最初に使われたそうです。滝はCG合成とのこと。
その説明。
以前は誰もいなかった松山城、よく整備され、人も多かった。小さいけれども、焼けなかった天守閣は国の重要文化財だそうです。
帰りは駐車場まで歩いて帰ります。
シャトルバス乗り場までは約20分
車道を歩くこと15分で元の駐車場へ戻ります。合計で35分。
歩くのが平気な人は歩くのも楽しいかも。
続いて矢掛町へ。こちら、脇本陣。
本陣。
看板
醤油店。
小さくて落ち着く町でした。カフェなども多く、人出もあります。
お姫様、やりたいです。
無理だと思うよ、年寄りだから。と孫娘に言われそう。
17時半ころ帰宅。もうすぐ家です。
行きはだいぶ道に迷いましたが、何とか無事帰りました。
ナビがない方が、我が家の場合、断然早く行けます。地図一枚の一発勝負。便利なものができると却って本来持ってる感覚、能力が劣化するようです。
でもまあ、誰が悪いというようなことは突き詰めず、年寄りのドライブは事故にだけ気を付けてゆるりと参りましょう。