2日間、県内を旅行していました。広島県を四角形とすると広島市は左下の隅、今回行った三次、庄原市は右上の部分になります。日帰りも出来ますが、帝釈峡内神龍湖湖畔の宿で一泊しての夏旅です。
ひばの里は、庄原市の国営備北丘陵公園内に再現された昔の里山ゾーンです。
この付近は昔は比婆郡だったので、その名前が由来と思われます。
21日9時頃自宅発、広島高速、広島道、中国道経由、庄原で下りて、まずは県の畜産試験場「七塚原牧場」ヘ。画像は後日に。
続いて国営備北丘陵公園へ。
広いのでとりあえずひばの里へ。
私の世代では懐かしき眺め。楽しんできました。
さとやま屋敷
公園開設時に新しく作った建物。
昔の豪農のイメージだそうです。
蚊帳体験あります。
中は座敷が10以上並んでいます。
小さな部屋がたくさんあるのは昔風というよりは、各グループの休憩のためと思います。平日で私たち以外は誰もいません。
庭に面して座敷が並びます。
寄せ植え。
土間に隣接して囲炉裏あります。お茶と漬物サービス中。
私はこちらで。
「いただきまーす」
どこかから親戚の人が現れそうな錯覚。
こちら、裏庭側。
行ってから振り向いたところ。くつろいでいます。
このあと、眠いとか言ってほんとに寝てしまいました。
右は二階への階段。
箱階段も新設。
階段の手すりは山葡萄の幹ではないかと思うのですが。
広島県には稀で、山奥にたまーにあるそうですが、あるいは山藤かも。
私としては山葡萄であってほしい。写真見て気が付いたので、当日はスタッフの方には聞いていません。
山葡萄と言えばこれですね。ネットからお借りしました。
実は食べられるそうです。野葡萄は不食ですが。
あんな太い山葡萄が、昔は広島県にもあったのかもしれないとロマンを膨らませておきましょう。
ヤマブドウ - 広島大学デジタル博物館 (hiroshima-u.ac.jp)
三か所で発見されたことがあるようです。やはり稀ですね。
「広島県芸北町の鳥類」という学術論文で、1993年、臥竜山にヤマブドウの群落があったことが分かります。
https://www.town.kitahiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/12037.pdf
写真は379ページ、27-Eの図版です。やっと見つかりましたが、太いのはちょっと無理かも。
二階の農具。これは足で踏んで田に水を入れる道具。
田植え用定規。全国各地、形はいろいろと思いますが、広島県ではこれが一般的のようです。
あちらは離れです。行ってみましょう。
蚊帳が吊ってあります。
昼寝しようかな・・・
風、渡る。
夜、蚊帳の中に蛍を何匹か放して電灯を消す。小さな明かりが蚊帳の中を移動する。それを見ながら眠る。
朝起きると蛍は動かなくなっていて、小さな地味な虫だと気が付く。
今年の6月、九州の、蛍の出る宿へ行ったけれど、あいにくの雨。
最後に蛍を見てからもう何十年も経つ。
母屋に戻ります。
NATIONALテレビ。
映りませんでした。残念。
もう家に帰らない、ここの子になる。と口に出してみましたが、そうも出来ないので30分くらい休ませてもらって、さとやま屋敷とはお別れ。
隣は水車小屋。長くなるのでこれ以降は別のページにします。
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