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素晴らしきドイツ感動紀行10

2012-11-16 | ドイツ旅行

というツアーでドイツへ行ってました。今朝帰国。千枚以上写真を撮ったので追々整理します。

11/10 バンベルク 水辺の街 川の中州で景観に奥行きが。

11/13 ディンケルスビュール 教会の約100メートルの塔に€2.5払って登る。盆地にあるので霧がまだ晴れていない。

ツアーは総勢11人、登ったのは男性4人、女性2人。私は4着。息切れしました。

11/13 ローテンブルク もうすぐクリスマス

11/9 マイセン工房 下絵なし。鉛筆でテキトーに十文字を入れ、あとはフリーハンドで描きあげる。恐れ入りました。

予想ほど寒くなかった。というか建物、乗り物の中は暑いくらいに暖房していた。

日本ではヨーロッパナラという名前が付く。葉の切れ込みが深い。広島の平和公園にドイツから送られた木があります。

明日以降、順序を追ってあげて行きます。

行きは乗り換えの接続が悪くて疲れましたが、11人のこじんまりとしたツアー。ご夫婦四組に一人参加が三人。女一人は私だけ。「女の人が一人で偉いですね」と言ってくれる人がいましたが、ただ単に変わり者なだけかも。

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午後から関空へ

2012-11-06 | ドイツ旅行

写真はMIDIでリアルオーケストラサウンド仮想楽団Medias様より拝借しました。

ありがとうございました。

http://7.pro.tok2.com/~medias/mfvo/html/deutchpic.htm


 

関空内のホテルに宿泊。明日朝集合。ベルリンにつくのは乗り換えの便が悪く、日本時間のあさって早朝。それからあちらは夜。また寝る。森鴎外先生もびっくり。

以下時計回りにドイツの要所を訪ね各地を8泊、フランクフルトから帰国。関空につくのは16日朝。そこからまたはるばると自宅まで。その頃は日本も秋が深まっていることでしょう。

ちょいと風邪気味。午前中は留守の間のおかずを作って疲れた。ドイツは少し暖かくなって8度とかそのくらいらしい。乗り物の中とホテルが暑かったらどうしようとまた別の心配を。

では行ってまいります。

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軽井沢の建築事務所で働きたい・・・「火山のふもとで」を読む

2012-11-05 | 読書

中軽井沢付近から噴煙を吐く浅間山を見る。2006・10・18


難しい言い回しも、奇想天外な筋立てもない。耳に優しい言葉で淡々と、建築事務所の仕事、人間関係、時間の流れが語られる。

あらすじ。

大学の建築家を出る僕は、思い切ってある建築事務所を訪ね、就職することができた。所長の老建築家は大戦前のアメリカでライトに師事し、派手ではないけれど一歩筋の通った美しい建築を生み出してきた人。

事務所は夏の間だけ、東京の暑さを逃れて北軽井沢の「夏の家」に移転し、そこで合宿しながら仕事をする。その年、「国立現代図書館」のコンペに向けて、所員一丸となって図面を引き、模型を作り、アルバイトとして建築家の姪が加わる。

ルノーで毎週末軽井沢まで食材を買い出しに行く僕は、やがて姪の麻里子と恋に落ちるが、若い僕は歳上の麻里子の魅力に強く引き付けられながらも、まだ結婚への一歩が踏み出せないでいる。

コンペの直前、建築家は脳こうそくで倒れ、作品は参考作品として参加するにとどまった。事務所は解散し、所員はそれぞれが新しい場所へと巣立っていく。

長い年月がたち、廻りまわってその夏の家を手に入れることになる、初老になった建築家の僕。奇跡のような美しい一夏を思い出しながら、暖炉に薪を置いて火を入れる。

と、簡単にはしょればこういう筋立ての小説。久しぶりに心がすっきりするものを読んだ気がする。

人の善意、自然の美しさ、そして押しとどめることのできない時間の流れと人の心の移ろい。この作品には、普段私たちが経験しても、忙しさにかまけて意味を考えることも言葉を与えることもなかったことを掬い取ったような作品だと思った。

細部の描写が秀逸。説明するな、描写せよというあれである。神は細部にこそ宿り給う。

例えば、夏の初め軽井沢入りするときの車5台、クリーム色のボルボ240ステーションワゴン、ダークグレーのメルセデツベンツステーションワゴン300TD、メタリックブルーのシトロエンDS21、濃紺のプジョー305ワゴン、黒いルノー5・・・

全部外国車。外国車の展示会みたい。服装がその人となりを表すように、車だって。おしゃれやなあ。いいなあ。買うのは大変だけど、小説だから書けばいいんですものね。でも私にはどんな車か皆目見当がつかない。憚りながらトヨタカローラやマツダファミリアならわかる。エッヘン。

シュトロエンといえばその昔、「万延元年のフットボール」という大江健三郎の作品で、主人公の弟星男が東京からはるばる愛媛の山奥まで乗ってくるという設定があった。高速道路のない当時は、国道1号線、2号線と走り、岡山あたりからフェリーで四国へ渡ったのかしら。それとも昔は長距離フェリーというのがたくさんあったので、船に積んだのかもと半世紀近くも前のことをふと思い出した。あの小説で初めて、それが外国車の名前と知ったのでした。ちなみに私の親は当時は白いファミリアのオーナーでした。

話をもとへもどすと、ええなあ、みんな洋食食べてるし。ご飯に味噌汁、野沢菜の漬物なんて出てこないし。日本じゃないみたい。野上弥生子を髣髴とさせる小説家もよく書けてる。

信州や軽井沢の好きな私は今日一日で読んでしまいました。また軽井沢に行きたくなった。

以下は以前の旅行で撮った写真。よかったら見てください。

軽井沢の旧三笠ホテル 2008・8・13

四阿山から浅間山を見る2009・9・20

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ドイツの歴史から学ぶもの・・・「ドイツ史10講」

2012-11-04 | 読書

写真はMIDIでリアルオーケストラサウンド仮想楽団Medias様より拝借しました。

ありがとうございました。

http://7.pro.tok2.com/~medias/mfvo/html/deutchpic.htm


先日、NHKのテレビ番組でベルリンの飼い犬事情を見た。

ベルリンでは犬は放し飼い、大型犬でも人間と一緒に電車に乗るし、レストランへも行く。すべてリードなし。日本では考えられないけど、どの犬も吠えないし、もちろん人間を噛みついたりしないはずだし、犬同士もケンカしない。犬もきちんと躾けたらあそこまで賢くなるのかとびっくりした。

犬を躾けるのは飼い主の義務、散歩させないのも虐待として通報され、改善されなければ犬は没収されるという。そのシステムの完璧さに脱帽した。私は筋金入りの犬嫌いだが、吠えもせず、人も追いかけず、レストランでもおとなしくして人の食べ物も欲しがらず、家の中では決して排泄しない犬たちを見て、犬ってけなげでかわいいなと、生まれて初めて思った。

犬は飼い主に似ると言う。日本の犬は、日本の国民性を反映しているのだと思った。甘やかして自立させない。けじめがない。周りに迷惑かけても平気。結果、犬も飼い主も周りから嫌われる。日本の、自由のない犬は不幸だと思った。

犬がこれだけ大事にされるなら、老人だってとても大切にされてるはず。だってそうでなければ、綱吉になってしまうもの。安心して暮らせる国かも。


 

翻って本書である。ドイツの長い歴史を十章に分けて概説。初めのころは、何十年かぶりの世界史の復習で、思い出すのに骨が折れた。ドイツという国が初めからきちんとあったわけではなく、小さな州の集まり。そこへカトリック、宗教改革後の新教と、いろいろな勢力がせめぎ合う。複雑で、なかなか頭に入ってこなかったけど、19世紀ビスマルク辺りからハラハラドキドキして読んだ。

この後のドイツがどのような道筋をたどったか、もう一度辿りなおすのは私にはきつい。人間はこんなことができるのかと改めて慄然とし、その数字に声も出ない。最近凶悪な集団殺人事件がニュースになっているが、ナチスドイツに殺されたユダヤ人が560万から590万、精神障がい者7万人、ジプシー5万人。悲惨という言葉があるけれど、それ以上の状態を表す言葉を私は知らない。人間というのは何と大きな罪を犯すものであろうか。

すべてはドイツ人が優秀という、当時のゆがんだナショナリズムから。

しかし、ドイツはその負の歴史に向き合い、二度と起こさないようにとの国民の共通認識があると思う。私が若いころは世界の各地に隠れていたナチスの残党をドイツ政府が探し出して裁判にかけるというニュースをよく聞いた。

いいことはいい、悪いことは悪い。ドイツ的几帳面さで、負の歴史を克服しようとする姿勢に共感を持った。また有史以来、何度となく戦争をしてきた苦い歴史から、ヨーロッパ統合へと向かう姿勢にも人間の賢さを見るようで心強い。環境問題、原発問題など、成熟した社会の進むべき道として我が国も見習うことが多いのでは。

過去のいきさつを持ち出してあれこれ言うなら、ヨーロッパの方がずっとひどい戦争があり、領土だって取ったり取られりといろいろあったけれど、とりあえず力を合わせて行くことが大切。

領土だとか、民族性の違いだとかそんなことで争っても国民の一人一人は幸せにならない。小さな島を巡ってといがみ合っている東洋の二つの国、果たしてこれでいいのかと考えさせられた。

 

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長門峡(ちょうもんきょう)へ行く

2012-11-04 | 日記

ちょっと早い紅葉狩りに出かけました。山陽道防府東→R262→R9で約二時間半。

道の駅では紅葉祭りをしています。こちら入り口。

山口発動機保存会のオフ会。昔農機具などに使われた。燃料を聞いたけど、笑ってごまかされた。ムカッ。

「美人だからからかわれたあ~」と言ってその場を立ち去る。

縄をなう。

ミゼットの上で弾き語り。

入り口。12:20start!!

中原中也の詩碑・碑文

萩にそそぐ阿武川上流。

途中の茶店

紅葉と渓谷

全行程は片道100分くらい。奥へ行くと人少な目。

下流入口に14:00到着。何で安倍晋三氏かと言えば、山口は選挙区。最近とみに字が下手になっている私は人様のこと、言えません。政治家でなくてよかったと思う今日この頃。

参考画像。

昨年10月。福岡県飯塚市で。麻生太郎氏書く。字は人なり。筆圧大切。

ここからまた引き返す。

入り口付近へ戻る

祭りのクライマックス、餅まきに遭遇。子供の頃、家を新築すると必ずやっていた。燃える私。

一袋ゲット!!ラッキィ~!! ちなみに同行者は背も高く腕も長いけど、おっとりした性格が災いして拾えず。

すぐそばをSLやまぐち号が走り抜ける。アマチュアカメラマン多数。普段は京都の梅小路機関区に動態保存されていて、観光シーズン中だけ走ると鉄チャンの長男が話していた。こちら燃料は石炭。そのくらいは私にもわかる。

同じ道をたどって帰宅。夕食は段原のAKISAKURAで済ます。

20時までの夜までランチ。ワンプレート+お任せパスタ+ソフトドリンク飲み放題で1,280円とお得。安い、うまい、多いで三冠、客を待たせないので四冠王。

気取った店は苦手な私。こちらのお店はヴェネチュア展の土産物コーナー?に出店しているそうです。

 

 

 

 

 

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ヴェネツィア展に行く

2012-11-01 | 日記

寒い))))))11月になった途端、風が強くて急に寒くなりました。朝8時47分頃、急に思い立って美容院へ。いつも予約なしでアサイチに行く。今日もすぐやってもらえた。それから急に思い立って「ヴェネチュア展」へ。平日だけど、女性でいっぱい。素晴らしい絵画の数々、精巧な工芸品、貿易がもたらした富を背景に贅を尽くした数々の展示品をたくさん見ました。

ガラス製品やイスラム美術の影響をうかがわせる真鍮の道具などが特に見ごたえがありました。

展示の最後ではガラス製のシャンデリア、目測で縦2m、直径も1mはあろうかという大きさ。写真撮ってもいいので携帯で。フラッシュ禁止でややピンボケです。

外へ出ると地元の洋裁学校の生徒さんが、絵の中の衣装を再現。マスクはカーニバル用?

イタリアへ行かなくても、というか駆け足のツアーに参加するより、ベェネツィアをゆっくり味わえました。


実際のヴィネツィアは、水路の水が、汚くてくさい。不透明な薄緑色で温泉のような匂い。観光客たくさん。活気あふれる町。地盤沈下で、ビザンチン様式のサンマルコ寺院のドォウモの一つは傾いているし、行ってみなければわからない面白さがありました。

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