11/9 午後からドレスデンの見学。
エルベ川の岸辺を走ってドレスデン市街に近づいてきました。川の向こうは新市街、古典様式で建てられた、ザクセン州の大蔵省や首相府のある地区。
ドレスデンはザクセン王国の首都で、随所に王国の繁栄のあとが残ります。
旧市街で下車。大聖堂の前を鮮やかな色の路面電車が。この付近の景観全体が世界遺産になっています。
すぐ前がゼンパーオペラ(オーパー)。19世紀完成のザクセン国立オペラ劇場。
ウェーバーの「魔弾の射手」、ワーグナーの「タンホイザー」などがこの劇場で初演されたそうです。
騎馬像は、オペラ座の発注者である、ザクセン王ヨハンとのことです。
ブリュールのテラスからはエルベ川と対岸の町がよく見えます。ドレスデンはエルベのフィレンツェと呼ばれているそうです。
アウグツゥス橋の向こうに新市街があります。
正面の木立のあたりに、森鴎外がしばらく滞在したアパートがあったそうです。明治の青年にきらびやかな古都はどう映ったのでしょうか。
テラスを降りてフラウエン教会前の広場へと向かいます。たくさんの観光客で、この付近で日本の修学旅行生と遭遇。
フラウエン教会の塔が見えます。
ルター派(新教)のフラウエン教会。第二次世界大戦のとき、連合軍の空爆で瓦礫となった教会は2005年、古い瓦礫に新しい材料を足して再建された。教会の横に立つマルティンルターの像、空を見上げて何思う。
華麗な教会内の祭壇。
続いてドレスデン城へ。外壁に歴代国王の姿が描かれている。 壮観。
王家の紋章?
続いてツヴィンがー宮殿の絵画館(アルテ・マイスター)へ。館内撮影禁止。15世紀から18世紀の名画多数。
ラファエロの「システィナのマドンナ」やフェルメールの「手紙を読む少女」などの絵をガイドさんに連れられて駆け足で見学します。いつかまたゆっくり来れたらいいなあ。
結局ツヴィンガー宮殿の陶磁器コレクションは見学できず。残念。
おじさん二人と地元スーパーへ。ハーブティーとチョコレートを買いました。品物はベルトコンベアが運びます。前の人との境に店の名前入りのバーを置きます。25パック入りのカモミールティーは0.49€。50円ちょっと。超激安。
おじさんがお嬢ちゃんのお土産にクリスマス菓子を買います。May I try it?と聞くとちゃんと通じて味見させてもらえました。
再び集まってみなさんと夕食を。必ずついてくるジャガイモ。昼も夜もパンはありません。
小銭がだいぶたまってきました。財布より小さなポーチが便利です。ポーチは友人からのプレゼント。
ありがとうございました。とても重宝しました。
泊まったのはRAMADA HOTEL DRESDEN 楽天トラベルからも予約できます。この写真は翌朝7時ころ。
街外れ。木立の向こうに教会。向かいの家の人が起きたらしく、窓を開けていました。シンプルで暮らしやすそうな家。
11/10はバンベルクとニュールンベルクへ行きます。観光三日目、時差ボケも治り、少しずつ調子が出てきました。
11/20 本日は県人会の紅葉狩りで宮島へ。平日ですが、大勢の人でした。紅葉谷から大聖院前を通り、大元公園で昼食後解散。帰りは眠くてJR、市電の中で爆睡しました。朝早く家を出るのが本当に苦手な私。