My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

堤未果のショック・ドクトリンを読む

2023-06-25 09:23:48 | 2023年本

日経新聞の広告欄でこの本の宣伝がのっていたので、思わずAmazonで購入

最近はこんなパターンで本を買うことが多い、少々衝動買いぽい読書

堤さん国際ジャーナリスト ニューヨーク市立大学国際関係学科修士課程

をへて国連、米野村證券をへて現職

ルポ貧国大国アメリカが有名

ショック・ドクトリンとはテロや大災害など恐怖で国民が思考停止している

最中に、為政者や巨大資本がどさくさ紛れに過激な政策を推し進める

悪魔の手法である。

日本でも大地震やコロナ禍という惨事の裏で、知らない間に個人情報や

資産が奪われようとしている。

パンデミックで空前の利益を得る製薬企業の手口、マイナンバーカード普及

の先にある政府の思惑など・・・

強欲資本主義の巧妙な正体を見抜き、私たちの生命・財産を守る手法とは・・・

マスコミもグル・・・私たち国民が知ったら間違いなく炎上するような

大事な法改正がされるときに限って、なぜかワイドショーが横並びで

センセーショナルなスキャンダルを流すのか・・・

本書は

1章 マイナンバーという国民監視テク

2章 命に付けられる値札 コロナショック・ドクトリン

3章 脱炭素ユートピアの先にあるディストピア

で構成されている。



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希望の糸 東野圭吾を読む

2023-06-22 17:11:14 | 2023年本

希望の糸 東野圭吾を読む。

イオン桂川の大垣書店で積まれていた本で思わず買った。

小さな喫茶店を営む女性 花塚弥生 店の名前は弥生茶屋 が殺された。

警視庁の加賀と松宮が捜査をしても被害者に関する手がかりは善人というだけ。
彼女の不可解な行動を調べると、ある少女の存在が浮上する。

一方、金沢で一人の男性が息を引き取ろうとしていた。

かれの遺言書には意外な人物・・・松宮の名前があった。

ある家族の出産に関わる重大な問題がよこたわっていた、そしてもう一つの

家族の問題・・そして刑事の松宮の出生の秘密

犯人はちょうど真ん中すぎに自白した、あとの残りのページは秘密の種明かし

という感じの構成だった・・

犯人も刑事も本当の家族を求めていた・・・

読んだ後、すがすがしい感動もある作品です。
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寅さんの人生語録 山田洋次 を読む

2023-06-21 17:19:05 | 2023年本

ほんとに男はつらいよばかりU-NEXTで見ている、全部見たからもう一度見ている・・

飽きない何回見ても・・以前もいったが関西から関東へ転勤した最初の休日

にでかけたのが葛飾柴又、いの一番に出かけた、あこがれの地だった。

寅さんの人生語録、寅さんの言葉

おれは旅人だからな。
風の吹くまま、気の向くまま。
歩きながら考えるのさ(拝啓車寅次郎様)

バカ野郎。俺は男だい。
寂しさなんてのはなあ、歩いてるうちに
風がふきとばしてくれるらあ(寅次郎の告白)

ほら、いい女がいたとするだろう。なあ?
男がそれを見て、ああ、いい女だなあ、
この女を俺は大事にしてぇ・・そう思うだろう、
それが愛ていうもんじゃねえか(柴又より愛をこめて)

貧しいね、君たちは。
二言目には金だ。金なんてなくていじゃないか、
美しい愛さえあれば(寅次郎の休日)

ほら、見な、あんな雲になりてぇんだよ(柴又慕情)


そうなんだよ、俺定年なんてないものね、そっちどこで手に入れたんんだい
あれは区役所行くのか。(寅次郎相合傘)

おい、りりーよ。
いやなことは忘れてさ、俺と飲もう。(寅次郎忘れな草)

リリー。俺と所帯を持つか。(寅次郎ハイビスカスの花)


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ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜふえるのか 酒井隆史を読む

2023-06-17 04:48:43 | 2023年本
ブルシット・ジョブとはきいなれない言葉ですが
直訳するとクソどうでもいい仕事となります。

クソどうでもいい仕事はなぜふえるのかを系統だって書かれた書 

デビット・クレバー「ブルシット・ジョブクソどうでもいい仕事の理論」

の訳者の酒井氏が書かれた本

無駄な仕事をひたすら生み出す上司

魅力的でないとわかっている商品を広める広報

間違いだらけの文書を直し続ける尻ぬぐい

文書の体裁をいい感じにして報告書を作る仕事

耳慣れない実態のわからない肩書の数々

無意味な仕事が多すぎる!!

・・・・

たしかに自分のまわりにもあきらかにどうでもいい仕事が増えているような

感じがする、現場主義といいながら内勤スタッフが多すぎる、ひたすら資料を

つくってるのがなかば自己満足のような仕事を傍からみていると思える。

やたら会議が多い、会議の為の会議もある、その会議に出す資料の作成の

為にミーテイングまである、アウトロックをとりあえず仮の予定でもいいので

うめておかないとミーテイングで予定を入れられるのが現状、おおいにクソ

どうでもいい仕事が多いかがよくわかる、でもあと3年半で定年だしね・・

こちらもどうでもいいて感じになってはいる。

本書の内容でネオリベラリズムにたいする批判が展開されている。

クソどうでもいい仕事はネオリベラリズムのもとで増殖している。

・・・・・

ネオリベラリズムの政策はいたるところに競争環境を人為的に構築し、その

競争を保証するように作動します。

組織としても個人としても競争にさらされることが健全化を促すとみなされ

ところがそれによってわたしたちは日々、評価にさらされ、監視され、

そればかりでなく、業績報告、自己評価、点検といったかたちで自らその

評価過程に参加させられ、ペーパーワークの果てしない増大に対応を迫られてます。

・・・・

要するにネオリベラリズムは官僚制と背反するどころか、むしろ官僚制強化を

招くものだ・・・

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暇と退屈の論理学 国分功一郎を読む

2023-06-06 16:51:49 | 2023年本

本屋で思わず手に取った、東大 京大で一番読まれた本の帯にひかれて

しまって買ってしまった、哲学書。

暇とは何か人間はいつから退屈しているのだろうか・・・

答えにたどりつけない時に、哲学は大きな助けになる。

著者の導きで、スピノザ、ルソー、ニーチエ、ハイデガーなど先人たちの

叡知を読み解けば地の樹海で思索する。

現代の消費者社会において気晴らしと退屈が抱える問題点を鋭く指摘・・・

タイラー・・・

消費者社会では退屈と消費が相互依存している、終わらない消費は退屈を

紛らわせるためのものだが、同時に退屈を作り出す。退屈は消費を促し

消費は退屈を生む。ここに暇が入り込む余地はない。

マルクス・・

自由の王国は欠乏と外的有用性によって決定される労働が止むときにのみに

始まり その場合にのみ 肉体の直接的な欲求の支配が終わるからである。

マルクスが言う自由の王国は労働日の短縮によってもたらす暇において考えられる・・

ハイデガー

本当に恐ろしいのは なんとなく退屈だ という声を聞き続けることなのである。

私たちが日常の仕事の奴隷になるのは なんとなく退屈だという深い退屈から逃げる為だ・・

人の生活がバラで飾られようになれば、人間関係も産業構造も少しずつ変化

していくだろう。非正規雇用を構造的に要請する、ポストフォーデイズム的

生産体制も見直しを余儀なくされるだろう、それは大きな社会変革になる

暇と退屈の論理学は革命を目指していない、だが社会総体の変革を目指している。・・・・

・・・・・

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定年の新常識 おもわず買った・・・

2023-06-01 17:53:58 | 2023年本

プレジデント3月31日号バックナンバー思わず買った。

どうも定年というワードがあれば思わず本を買ってしまう。

あと残された時間は3年半・・先輩いわくそんなのあっという間にすぎさる

ぞ・・早いよと‥確かに大阪に戻ってから2年以上もたつしね・・

最近定年の社内規定とか調べていたら自由定年という制度もあるようだ・・・

なら1ケ月ほど前に定年にして失業給付を150日もらうかとか・・いろいろ

と考えている・・65歳になれば高齢者給付で50日になるので100日違う・・・

100歳まで貯金をキープできる3つの財布のつくり方(100歳までいきる
わけはないけれど・・・)

1つは日常生活費→公的年金 二つ目は自己実現費(旅行 趣味 家のリフォーム)→働いて稼ぐ(自己実現費なので働き買いがある)
3つ目は医療費 介護費→退職金を備えておく

というアドバイス・・・

あえてストレスがかかる状況に身を置くことも有効です。
交感神経は不慣れな場所で、自分が活動しなければならないときに活性化
する、例えば引っ越しをすれば環境はがらりと変わる、日々新しい刺激を
受けることになる。
簡単な方法は身だしなみ変えることです。
思い切って髪を染めてみたり今まで選べなかったフアッションに身を包み
自分の身の周りから変えていくのです・・

定年したら働かなくていいと停滞してしまえば老化は一気に進みます。
定年はゴールではなくスタートラインです。

たしかに引っ越す余地があればそれも一つの選択肢だなと考えています。
この前メールでマンション情報が来るのですが、神戸電鉄北鈴蘭台駅徒歩
2分の3LDKで68㎡が売りに出されていた、北鈴蘭台ならコープもあるし
神鉄食彩館もあるしかなり便利、三宮にでるのも20分ほどだしね・・
いいなあとおもっていたら売れてしまった(笑)

フアッションは年齢の割には若いと思うが、より若いようにするか(笑)

というよりも心配なのが定年後の仕事が思っているのがあるかどうか・・
希望はスーパーの品出しとかコンビニなんだけどね・・これが一番適性が
あると考えています・・
あとは・・高齢者向けの個食の宅配とかね・・

月5万~7万稼げたら十分だからね

いい仕事がみつかればいいけどね・・・
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48KINGHTS もうひとつの忠臣蔵 伊集院静を読む

2023-05-31 17:58:42 | 2023年本

伊集院静が描く忠臣蔵

忠臣蔵は世界最高の騎士道物語だ・・・

元禄十四年、赤穂藩士 浅野内匠頭は吉良上野介に対して刃傷、即日切腹

の裁定が下がる。

仇討ちかお家再興か、未曽有の事態の中、家老大石内蔵助良雄の決意は

君辱められるときは臣死す。すでに一命を賭す決意だった。

四十七士が命を懸けて復讐劇に大石内蔵助を支えてもう一人の中臣

四十八番目の志士とは・・家老勘定方大野九郎座衛門 

吉良を討ち損じた時に米沢へ逃げる道中の宿場町で再度討ち果たす部隊を

率いた大野とは・・この話の展開は知らなかったなあ・・

あらたな視点の忠臣蔵でした。
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定年後の壁 江上剛を読む

2023-05-21 05:33:08 | 2023年本

桂川イオンの大垣書店で思わず買った・・

どうも定年という言葉が入っている本には弱い・・ついつい手にしてしまう。

気が付いたらかなりの本を買ってる、ほとんどはお金に関係する本なんですが・・定年後の暮らし 年金で・・とか

あと3年半で65歳定年がやってくる、今年定年の先輩に言わしたらそんなの

あっという間に定年になるぞと・・

なんとなく定年後は心配事が多い、家のリホームをするか家を売却して駅近く

のマンションにリハウスするかとか、まだ迷っている・・いっそのこと車はも

ういいかもしれない。とりあえず借金ローンはなにもないのでその点は安心だ

しね、7年前に繰り上げ返済で住宅ローンは完済したし・・・

この本、正直なところ期待外れというのが感想・・・

江上さん自体、銀行マンから脱サラして小説家として成功しておられる方なの

でその視点から定年を見ているような感じがする。

定年から稼げるようになる、いきいき生きる・・

なんか、定年後 そんなに張り切って生き生きと生きなければならないのか?

とか疑問でもある、地味にしょぼくれながら生きていてもいいのではないか

と最近は思うようになってきた、それにしても政府自民党の政策は若者と老人

を分断する政策、老人から金をとる政策 許せないやつらだ・・・お先真っ暗

な老後の日本ではないか・・

定年後ももちろん働く予定をしている、自分の適性を考えて朝のスーパーの品

出しとかが一番合っているように思うのでなんとか探したい、朝が早いのは

平気なので、仕事がらスーパー相手に仕事してたのでちょうどいい、なかなか

いい仕事すると思う(笑)

別に上を向いて歩かなくてもいいのではないか下をむいて歩いていけばいい

何かが落ちていればラッキーと行こう。

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満点のゴール 藤岡陽子を読む

2023-05-20 05:15:08 | 2023年本

満点のゴール 藤岡陽子を読みました。

桂川イオンの中の大垣書店で山野草の詳しい図鑑を買ったついでに買った。

物語の舞台は丹後半島 宮津~伊根~網野 身近な感じなので読んで見ることに・・・

ものがたりは・・

奈緒は夫に裏切られ、十歳になる涼介を連れて、故郷丹後地方に逃げるように

帰ってきた。そんな折、父親の耕平が事故に遭い、地元の海生病院に入院。

そこで医師三上と出会う、また路上で倒れていた同じ集落の早川という老婆を

助け、仲良くなる。

ペーパーナースだった菜緒はこの地で涼介と生きるため海生病院で働き始め

三上の同僚に。

医療過疎地域で日々地域の医療に奮闘する彼には暗い孤独な影があった。

一方、人生を諦め死んだように生きる早川を元気つけたい奈緒と涼介は

ある日重大な秘密を知る・・・・

ハートウォーミングな小説だが、死生観を考えさせられる小説

おすすめの一冊です。
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寅さんの日本を歩く  を読む

2023-05-12 16:57:32 | 2023年本

寅さんの日本を歩く

寅さんが訪れた聖地探訪の辞典

コロナが始まったころにUNEXTで久々に男はつらいよを見て、夢中になって

見て気がついたら全作品を見ていた・・寅さんのおもしろさはもちろんのこと

訪れた場所が、昭和の街並み 昭和の温泉地 昭和の港町 

いつも印象的なのは寅さんが泊まる安物の商人宿とか民宿とか、いつもそこの

仲居さん役で必ずでてくるのが谷よしのさん・・

あの宿に泊まってみたいなあ・・たまには寅さん安物宿でどんちゃん騒ぎ

をしでかすけれど・・

寅次郎旅と女と寅次郎で寅さんが都はるみと泊まった佐渡島の民宿はあじが

あったなあ・・・・

商人宿  裸電球 階段のきしみ 天井のしみ 気が付けば人生を振り返る自分がいる・・


寅さんのものがたりは大半が駅での昼寝から始まり・・

駅で終わる・・

北海道小樽市の蘭島駅では寅さんとリリー(浅丘ルリ子)船越英二がお金が

なくなって駅で泊まるシーンもあったり・・

駅では信州上田鉄道の別所温泉駅、今も変わらぬ姿で出ていた。

そしてなんといっても京成電鉄金町線の柴又駅

何回も柴又駅にはいった、駅前には寅さんの像 その後10年ほど前には

さくらの像もできた。


寅さんへのあこがれは昔から持っていた、24年前に千葉に転勤になった時

最初は半年単身赴任になっていたが、最初の土日に一番に葛飾柴又へいった。

だんご食べて 帝釈天にお参りして、とらさん記念館にいって 江戸川土手

を歩いた・・・ついにきたという感じでした・・

あこがれる、会社の枠の中で家族を持って世間のしばられて生きてるのが

当たり前にならされてる自分がいやになる時がある、ああ・・寅さんはいいね・・

と思ったりする。

しかし寅さんも自分でいってるが渡世人はつらいものよ・・・

旅がしたいなあと観光でなく旅が・・しかしよく考えたら大阪から千葉 千葉から長野 長野から大阪 大阪から東京 東京から大阪と
転勤といえども長い旅かもしれない。

もう定年まで3年半ほどだから転勤はないけれど(たぶん)

転勤で行きたかったのは・・北海道  金沢  沖縄 行きたかったなあ・・・

また今も男はつらいよを見ています、二回転、話は3回転もあるし

嫌な事、ふさぎ込むことがあれば寅さんを見よう・・・

寅さんのマドンナのベストはやはりリリー(浅丘ルリ子)だろうね
4作品に登場している。

45話の風吹ジュンもよかったなあ・・ふたりで歌う港の見える丘はよかった。

松坂慶子もよかった・・なんといっても大原麗子 と吉永小百合ですか・・

いしだあゆみもよかったなあ・・

でもなんやかんやといっても さくら 倍賞千恵子が一番キュートでしょうね

第一作の倍賞千恵子はめちゃキュートでした・・

まだまだ寅さんは見るだろう・・・
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日本銀行我が国に迫る危機 河村小百合 を読む

2023-05-11 06:48:54 | 2023年本

こうなることはわかってたじゃないか!と言いたくなる!
黒田日銀総裁の異次元の金融緩和と安倍のアベノミクスは日本をどん底
に陥れた・・・
もうすでに実質上債務超過国で二流国に陥れた安倍政権と黒田日銀

今やにっちもさっちもいけない状況まできている、大規模な金融緩和で
金余りの状態は銀行が日銀の当座預金に460兆円ほど積みあがっている。

そしてETFの大規模に買って抱えている・・

国債発行額の46%は日銀がかかえている。

世界を襲っているインフレ、欧米の中央銀行はインフレ退治に金利を上げているが・・・

日本はそれがいますぐできない・・・金利1%引き上げで日銀は債務超過に
なる・・・
国債の価格が下がる含み損、そして銀行があずけている当座預金に金利が上乗せになると日銀の利払いが大規模に発生する・・・

日銀の債務超過で円売りが加速し、円安が加速するとともにインフレも加速
するが・・・

しかしながらイールドカーブコントロールをやめて金利を市場のコンセンサス
で決める方向にすることが痛みを伴うが必要だろうと思う。

植田日銀総裁はそのあたり大規模金融緩和やめてイールドカーブコントロール
をやめるかと思ったが・・なんか日和気味で期待薄のようだ・・

読んでいてこわくなったのは・・・今日本がおかれてる状況はかなり異常だ
ということ・・財政破綻した当時のギリシアやアイスランドよりも悪い
という現実

金利が上がれば財政の歳出で国債償還の金利払い分もあがり、財政を圧迫する
防衛費2倍などどくそたれみたなことを言ってる場合じゃない.
岸田はのんきすぎるというか見たところ何も考えていない感じがする。
あのような首相は高度経済成長で順調な時はいいが、今のような危機状況
では亡国に向かうだろう。
国会を軽視しすべて閣議決定で素通りしようとする最悪の内閣だといえようか・・

本の内容

プロローグ 異次元緩和から9年、ついにあらわれた不穏な兆候

第一章 日本銀行に迫る債務超過の危機
第二章 我が国の財政運営に待ち受ける事態
第三章 異次元緩和とはどのようなものだったのか
第四章 欧米中銀の金融政策運営との比較でわかる日銀の異端さ
第五章 異次元緩和が支えたアベノミクスと残された代償
第六章 事実上の財政破綻になったら何が起こるか
第七章 変動相場制下での財政破綻になったら何が起こるか
第八章 我が国の再生に向けて私たちの責務


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疲れすぎて眠れぬ夜の為に 内田樹を読む

2023-05-09 00:12:32 | 2023年本

哲学者であり武道家である内田樹先生 神戸女学院大学名誉教授

疲れるのは健全である徴。病気になるのは生きている証。

サクセスモデルへの幻想を捨てて、1ランク下の自分を目指しませんか?

ささやかな事で幸せになるのは一つの能力です。

先ずは身体の内側から発信される信号を聴きとること。

真の利己主義を目指すこと。

家族の愛情至上主義をやめること・・・

礼儀作法を守る意味・・・

村上春樹の小説の主人公はそれなりの手間をかければ調べがつくものだ。

しかし歩き回って調べたり、電話をかけまくって調べたいしない

会った人から最大限の情報と支援を引き出す、それができるのには

礼儀正しく友好的な口調で話しかけることだ・・

なるほどそういえばそうだ、みんな礼儀正しい主人公だ・・・

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不老脳  和田秀樹を読む

2023-05-08 11:46:56 | 2023年本


和田秀樹氏の本、今まで何冊か読みました、最新刊 不老脳

どうもやる気がでない、毎日がワンパターンだ・・・・それ、脳のせいかも

しれません。

40代から萎縮が始まる前頭葉。

意欲や創造性、理性を司る前頭葉が衰えれば、前向きな姿勢が失われる

ばかりか、怒りっぽくなったり、同じ話ばかりしたり、まだ若くても

がんこ老人のように・・でもつまでも若さを保つ人がいるのはなぜか・・・

前頭葉を鍛えよ!

チエックすべき7つの機能不全

①保続 ➁変化に気がつかない ➂ワンパターン ④アウトプットできない

⑤無関心 ⑥孤独 ⑦やる気がでない

前頭葉を鍛える五ケ条

①二分割思考をやめる・・白黒つける 正解 不正解で考えない

➁実験する  フットワークの軽さ

➂運動する

④人とつながる

⑤アウトプットをこころがける

好きなこと、得意なことを究める

もう一度自分が好きなこと。得意なことに取り組んで見るのは脳にとっても
良いことです。

前頭葉が活発に活動するのはわくわくどきどきするときです。
・・・

最近は振り返ると単身赴任の時の方が頭を使ってたなと思うことが多い、料理
はどうするか・・家事全般

スーパーで買い物に行くときのさあ何を食べるかというわくわく感とか・・

やはり一人だから何をするのも自由だった・・あきらかに単身赴任が解消

してからなんとなくやる気がしない感じがする、生活にはりがないというか

このブログを振り返っても単身赴任の時と比べて最近はつまらないものに

なってるなあ・・・と

けどアウトプットが大事ということで、細々とブログを続けていこうと・・
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母という呪縛 娘という牢獄 斎藤彩を読む

2023-05-04 13:38:41 | 2023年本


いつも聴いている大竹まことゴールデンラジオの大竹メインデイシュの

ゲストできた斎藤彩さん 共同通信大阪支社記者

がルポした事件のノンフィクション・・・読んだ後少し暗くなる感じが広がるそんな感じだった・・

2018年3月、滋賀守山市野洲川の河川敷で両手、両足、頭部を切断

された体幹だけの遺体が発見された。

遺体は激しく腐敗しており人間のものか動物かも判別が難しかったが、

その後の捜査で、近所に住む58歳の女性のものと判明する。

女性は20年以上前に夫と別居し、31歳の娘と二人暮らしで、進学校出身

の娘は医学部合格を目指して9年間もの浪人生活を経験していた。

警察は6月、死体遺棄容疑で娘を逮捕する、一体二人の間に何があったのか・・・

娘が母を刺殺した様子など詳しくルポされており、すごく臨場感がある内容

だった。

母親に大きな問題があった・・小さいころから自分は特別、周りの子とは違う

といわれ続けてきた、いわゆる選民思想の持主、母親は娘を手元から離さず

滋賀医科大に行かせようと鬼のような行動をとる、勉強しかさせない・・・

そして点数が悪いと罵倒し暴力をふるう母親・・・

熱湯を娘の足に垂れ流しやけどをさせるなど、目にあまる惨状・・

娘がなぜ母親を殺したか・・・

殺した後Twitterでモンスターを倒した!

『母という呪縛 娘という牢獄』【ゲスト:齊藤彩】2023年3月28日(火)大竹まこと 小島慶子 齊藤彩【大竹メインディッシュ】
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国費解剖 知られざる政府予算の病巣 日本経済新聞社編を読む

2023-05-02 18:44:53 | 2023年本

日経新聞に連載していた特集を大幅加筆して新書化された。

9割が使途を追えないコロナ予備費、乱立する基金と塩漬けになる予算

大手コンサルタントに巨額を投じる委託事業・・・

その内実を紐解けば莫大な政府の無駄使いが明らかになる。

綿密な取材から国費のブラックボックスにせまる書

防衛費の財源 GDPの2%とぶちあげてその財源として検討されていたのが

新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金はコロナ対策予備費を活用

しているが、その額は2020年度に9168億円 2021年度は818億円

これを首相が財源として検討したということは裏を返せばこうした予算が

つかわれずに滞留していることをいみする。

そして乱立している基金、予算の抜け穴になってる基金。

なんといっても大手コンサルタントに委託する事業・・・事業化給付金支給の

電通はなんと9時下請けまであり、税金の大きな無駄使い、中抜きで国費を

すいとるシステム・・これがまかり通るのが今の政府・・

これ我々の税金ですよ・・よんでて腹立たしかった・・
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