
現代小説て、推理小説とかは読みますが、あまり読まないほうですが・・・
久々に読んで感動した・・・
自分を振り返り、自分にあてはめて、とても共感できる物語でした。
とても主人公の気持ちがよくわかる。
物語は
心の風邪で休職中の主人公が東京から亡くなった母親の家(尾鷲の近く)に遺品の
かたずけをかねて、休養にきてる男と、地元で知り合った家族を亡くした傷を抱える女。
二人とも39歳の同い年・・・
ひと夏をこの海沿いの町で過ごすことに
不倫でもない、ただよりそうだけの二人
人生の休息の季節と再生のみちのりを鮮やかに描いた小説
読んだ後、さわやかさとあたたかさを感じる、心の栄養のような本でした。
読んでよかった・・・・
自分もずーっと風を待ってますが・・・まったく吹いてきません
風待ちのひとかもしれません。