しばらく読むのが止まっていた、池波正太郎の鬼平犯科帳
夏に一気に8巻から10巻まで読んだ・・
いつ読んでも安心して読める 一つの話が1時間少しで読めるのもいい
火付け盗賊改長官 鬼の長谷川平蔵
悪事にたいしては徹底的に取り締まるが・・その中でも人間としての優しさや人情があふれている
それが読んで安心してるのだろうな・・
悪いことをしながらよいことをし、善いことをしながら悪事を働く。
心を許し合う友をだまして、その心を傷つけまいとする、全く人間とは奇妙な生き物よと・・・・
とは鬼ノ平蔵の心からの述懐である。
8巻 用心棒 あきれた奴 明神の次郎吉 流星 白と黒 あきらめきれずに
9巻 雨引の文五郎 鯉肝のお里 泥亀 本門寺暮雪 浅草鳥越橋 白い粉 狐雨
10巻 犬神の権三 蛙の長助 追跡 五月雨坊主 むかしなじみ 消えた男 お熊と茂平