
しばし積読していた本
積読はとりあえず多い、本屋で衝動買いをしたり、ブックオフでついで買い
したりで読んでない本が結構たまっている。
高杉晋作のものがたり、高杉晋作は通称で高杉春風というのが本名
それで春風伝というタイトルになる。
高杉晋作にかんしてこれほど細かく長編で書いている小説はなかろうか・・・
と思う650ページにわたる大作。
自分が高杉晋作を好きになったのは中学3年の時、手術で入院してるときに
お見舞いで高杉晋作の本をもらい読んでいてからだ、当時はこんな短くて
濃厚な生き方をしたいものだと思った。史実としては高杉晋作の史実は確実
なものとしてある、それに反して坂本龍馬の小説は眉唾物という
ところかもしれない、司馬遼太郎の竜馬が行くでかなり粉飾されているような
ところがあると思う、実際はグラバーの下で仕事をしていたという説もある。
この本は高杉が上海に渡航したのを結構ページをとって描いている、当時は
太平天国の乱のまっさ中、女性戦士と出会うということになっておりそこに
ロマンスが芽生えるとしてある・・・
27歳で結核でなくなるのだが・・
辞世の句はあまりにも有名で自分もこの句が好きだ・・
おもしろきこともなき世をおもしろく