移動時間に少し時間があったのでジュンク堂書店で本を見ていて
なんとなくタイトルか良さそうなので買ってみた。
短編集、それも1話が20ページ~30ページほどのほんとに短い短編集
その短い短編にぎっしりと人生が詰まっている、多くのシーンは出てこないが
その中で主人公の人生がぎっしり詰まっている表現がされている。
タイトル作のチョウセンアサガオの咲く夏は、なんともいえない情景が浮かん
でくる、静かな母と娘の家で母を介護する娘・・そして庭の花・・
「ヒーロー」は高校の同級生が柔道部の恩師が亡くなり当時の部員二人と
マネージャーで食事にでかける・・その当時柔道部のエースだった増田は
警察官をやっているというがそれには秘密があった・・・
久々に短編小説で良い本を読んだ・・・