法政大学総長 田中優子さん、江戸時代文化研究の第一人者
今回 会社で講演会セミナーがあるということで参加を申し込んだ
そして参考の書籍が日本問答
漠然としたタイトルだなと思いつつ読み進める、面白い・・・
日本史をこういう切り口で見たことがなかった・・
代表的な見方がデユアル
デユアルがスタンダードなのは日本の特徴であると、政治的な支配的な部分では天皇家と将軍家
文字では漢と和の併用 古今和歌集も漢と和 これは真名序でおさまりがつく。
儒学と国学(からごごろとやまとごころ)
思想信仰 もともとの日本の自然神から中国アジアからの仏教 儒学 で信仰としておさまりがつく
公家と武家の二大勢力
常に日本はデユアルであるという選択で日本のおさまりがついてきた歴史だが
明治維新から昭和初期までは異例であったといえると思う。
日本人のミトコンドリアDNAには固有性が偏りがなく、周辺民族のあらゆる特徴を混在させていることがわかっている
純粋な日本文化がないように純粋な日本人はいない。日本列島は多様な民族が集う場であった。
セミナーは興味深いものであった。
特に江戸時代の生活様式 循環型社会 いろんな商売があるもんだ・・
一番びいっくりしたのは下肥問屋というのがあったらしい、これは当時の長屋は集合トイレでその糞尿を下肥やが引き取りに
きて問屋が百姓さんへ肥として売ったということらしい、その売り上げは大家がもらっていたと、江戸時代のリサイクル
の一例だ・・
江戸時代知ってるようで知らないことは多い