宇佐江真理の深川恋物語
新幹線の中で一気に読みました、最近の本では映画になった雷桜が有名ですが
市井もので恋物語を書かせたら彼女はばつぐんだなと思います
すーっと物語が入っていく感覚ですらすらと場面が思い浮かぶという感覚です
6つの恋物語です
とてもせつなくて、そして最後にさわやかな感じが残る
この市井ものは年のせいか、とても安心して読むことができます、物語に鬱積してるような
ものがないのがいい、今の現代小説は読んで、読まなければよかった・・・と思う本があまりにも
多い・・
深川が舞台というのもとてもいい、深川は自分も何回か行ったことがありますが
東京でもとても好きなところの一つ、深川不動様 富岡八幡宮 門前仲町 いまだに
古きよき江戸が残ってる町
久々に行きたくなりました。