里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

春ほうれんそうの収穫と3回目の種まき

2020年05月02日 | 畑:葉菜類

 春ほうれんそうの収穫を始めました。
 このくらいになれば、まずまずと思います。
 ここ2、3年、独自のやり方で早まきを試していますが、今年は、さらに数日早まきしてみました。種をまき覆土した後、くん炭をかけ、不織布のべた掛けをし、さらに透明のマルチをして早まきしたものです。(その時の種まきの様子
 この辺りの露地の春ほうれんそうの種まきは、4月になってからで、それ以前の種まきは大半がハウスでの栽培になっています。
 ハウスでなければビニールトンネルを掛けるところですが、少々面倒なので、不織布のべた掛けとポリマルチで済まそうというわけです。
 しばらく覗きもしないでいたら、べた掛けしていた不織布がパンパンになっていました。途中からはかなり緩く張っていたので、収穫間近と言うことが分ります。


 剥いでみると収穫して良いくらいに生長していました。種まきからほぼ2ヵ月です。ほぼ想定していた収穫始めとなりました。ハコベがほうれんそう並みに茂っているのはご愛敬。


 品種はトーホク種苗のスプリングとボーカルいう二つの品種を播いてみました。スプリングは2年目、ボーカルは初めて作りました。
 はっきりとした品種の違いが分ります。
 こちらはスプリング。


 こちらがボーカル。


 真ん中の隙間のあるところが品種の境目。右がスプリング、左がボーカル。同じトウ立ちの遅い丸葉の洋種ですが、姿にかなり違いがあります。


 濃緑なのはボーカル。葉の厚みもある感じがします。ですが揃いはイマイチ。
 スプリングはそれより色は薄いが、揃いがいい。
 しばらく収穫できます。
 こちらは、4月8日に2回目に播いた春ほうれんそう。
 これもスプリング、ボーカルの2品種を播いています。不織布のべた掛けのみです。


 不織布を剥ぎました。
 2週間ほど前に150ミリ以上の大雨があり、その後の晴天で土の表面が固結したようになってしまいました。それでも何とか生長しています。


 これはスプリング。


 これがボーカル。


すでに早まきしたほうれんそうと同様の、それぞれの品種の特徴が出ているようです。

 今回は3回目の種まき。
 大雨の直前に肥料を施し、ロータリー耕耘したのですが、今回は管理機だけで畝を作り播くことにしました。

 かなりのごろ土になってしまいました。


これでうまく発芽してくれるかどうか自信はありませんが、強引に播きました。


 品種はまた同じくスプリング、ボーカルの2品種。ボーカルの方は種の残量がなく、少なくなりました。
 2回目に播いたホウレンソウに掛けていた不織布を外して、こちらに掛け替えました。果たしてどうなりますか。