里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

アズマシャクナゲを墨彩画で描く

2020年05月08日 | 水墨画:草花
本画仙 色紙


 アズマシャクナゲを墨彩画で描きました。
 今、庭のはずれに細々とアズマシャクナゲが1株あります。今年は花が一つ。花は数輪まとまって咲くので1輪ではありませんが、誠に寂しい限りです。花は色が褪せもう終わりかけています。もともとこの株はなかなか大きくならず、花数も少なかったのですが、それにしても、これだけ花数が少ないのは初めてです。


 これをモチーフに墨彩で描いてみたものの、思うような色合いにはなりませんでした。
 そもそも我が家には玄関前にアズマシャクナゲの大株が2株あり、毎年見事な花を咲かせていました。それが、完全に枯れてしまったのです。アズマシャクナゲはまことに繊細。そのことを昨年今頃に記したはずと、改めて自らのブログを読み返してみたところです。(2019年5月1日の記録

 盛んに花を咲かせていた当時のアズマシャクナゲをモチーフに描いたのが、数年前の墨画展に出品した水墨画の掛軸。題名は「アズマシャクナゲ」。虫干しを兼ね、たまに床の間に掛けます。