里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

今年は久しぶりに完熟のビワが穫れた

2021年07月09日 | 畑:果実類

ビワの実が色づきました。


今年は久しぶりに完熟のビワが収穫できました。
まともに穫ったのは何年ぶりか、記憶が定かではありません。


近年、花は毎年のように沢山咲きますが、結実に至らないこともあります。
それよりも、ハクビシンにやられてしまうことが殆ど。
穫り頃の数日前にやられるのが毎度のパターン。
それで、1週間ほど前少々早いうちに一度穫っています。
やられる前にせめて一度味見だけと思ってのことです。
なんと、その後1週間経ってもやって来ません。

穫り頃のビワが大分あります。


このビワの木は植えて30年くらい。
畑の外れながら南向きで日当たりが良く、北側が立木で寒風が遮られるため条件は悪くありません。
ただし、剪定は高木にしないようにする完全な自己流。
摘花は適当にやるといった程度。
無駄になることが多いので念入りにやったことはありません。
確かに1個成りのものは大きい。


完熟していると思われるものが大分あります。
ほどほどの大きさの実になっています。


例年ならハクビシンが片っ端から食い散らかしているのに、今年はどうしたことか。
まだ未熟のビワも大分あります。


これらまで穫れるようなら言うことなしですが、そう甘くはないでしょう。


ハクビシンのターゲットはビワの後、トマトとトウモロコシ。
そちらを囲わずに済むようなら近年稀なこと。
久しぶりに穫れたので皿に盛ってみました。


気分は悪くありません。
甘味も十分あり、暫くぶりで美味しいビワを味わいました。
幼少の頃、家裏には大きなビワの木がありました。
小さい実ながら甘いビワで、木によじ登ってよく採ったものです
邪魔なので伐採されて50年以上になるでしょう。
まともなビワが穫れるのは今年だけかもしれないので、仏壇に供えることにしました。