里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ナスは樹勢強く誘引支柱を最大限に上げる

2022年09月14日 | 畑:果菜類

ナスは収穫が始まって70日といったところ。
今年は1番果の留まりが悪く、穫り始めは昨年より遅れたものの、最盛の状態が長く続いています。
品種は中長なすの「くろべえ」。


仕立て方は親枝と一番花直下のわき芽2本を主枝にする一般的な3本仕立て。
更新剪定は行わず穫り続けています。
8月が不良天候だった昨年に比べると今年は樹勢が頗る良い。
今年は8月の気温が高かったため枝が伸び人の背丈を超しています。


誘引は、中央の1本の支柱と畝の両側に設けた横パイプを上げていく簡易な方法です。
今年は小刻みに4回上げています。今回が5度目。
通路が埋まり、歩くのに支障を来すようになりました。


支柱を上げるのは今回が最後になるので、ギリギリまで我慢していました。
上げる余地はあまりありません。


横パイプは縦支柱にフックバンドで止めていますが、完全には止めていないので軽く叩くだけで簡単に上がります。


最大限まで上げました。


フックバンドは完全に止めなくても最後まで持っているのでこのままにしています。
全ての横パイプを上げました。


通路も歩くのに支障ない程度になりました。


例年より伸びているので、この先どうするかは課題です。
通路に伸びて歩くのに支障になる枝は芯止めするか中央の支柱に引っ張ろうかと思っています。


整枝は簡易な「ふところ枝」の整理を行っています。
「ふところ枝」とは、株の内側に向かって伸びた枝のこと。
ただ、これほど枝が伸びると脇から覗き込むしかありません。
日陰になっている弱いわき芽を搔く程度にしました。


追肥は、マルチの裾をたぐり上げ切りわらを敷いた通路に速効性肥料をバラまいています。
花の状態も良い。

8月末から9月上旬は太陽が殆ど顔を見せませんでしたが、穫れ具合は衰えません。

現在の状態は近年では上位。今年のナスは当分働いてくれるでしょう。