里山では水辺や湿地にも自然の恵みがあります。
まずは野ゼリ。今が旬です。
過日記したワサビのある近くには野ゼリの繁殖した所があります。
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セリは春の七草で正月料理に使われるので冬が旬と思われがちですが、天然の野ゼリは4月から5月にかけて採ります。
当地では、特に4月下旬が丈も適度に伸びて軟らかく最も美味しい時期です。
野ゼリは水路や湿地など水のあるところにはごく普通に生えています。
しかし、やはり水の澄んだ所に生える野ゼリを採りたい。
ワサビのある小さな沢の下方のなだらかになる所に野ゼリが沢山生えています。
当地では、特に4月下旬が丈も適度に伸びて軟らかく最も美味しい時期です。
野ゼリは水路や湿地など水のあるところにはごく普通に生えています。
しかし、やはり水の澄んだ所に生える野ゼリを採りたい。
ワサビのある小さな沢の下方のなだらかになる所に野ゼリが沢山生えています。
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小さな沢からは澄んだ湧き水が流れており、頗る綺麗で最適な条件です。
セリの繁殖する条件はワサビの繁殖する条件よりははるかに幅が広い。
ですからセリは群生しやすいのです。
セリの繁殖する条件はワサビの繁殖する条件よりははるかに幅が広い。
ですからセリは群生しやすいのです。
ただ昨年より生育は良くないようです。昨年は一面に茂っていました。
しかし、採るには十分すぎるほどあります。
しかし、採るには十分すぎるほどあります。
天然の野ゼリは栽培セリのようには伸びません。
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野ゼリの香りは非常に強いため、香りが苦手な人には向きません。
野ゼリは店に出回る栽培セリとは別物と考えた方が良さそうです。
栽培セリは伸びが良く沢山穫れるよう選抜、育種されたものです。
したがって栽培セリは香りが弱く嫌われることが少ないとも言えます。
小生のような香り大好き人間は栽培セリは物足りなく感じ、やはり野ゼリに限ると思ってしまいます。
ストレートに野ゼリの香りを楽しむならやはりお浸し。
野ゼリは店に出回る栽培セリとは別物と考えた方が良さそうです。
栽培セリは伸びが良く沢山穫れるよう選抜、育種されたものです。
したがって栽培セリは香りが弱く嫌われることが少ないとも言えます。
小生のような香り大好き人間は栽培セリは物足りなく感じ、やはり野ゼリに限ると思ってしまいます。
ストレートに野ゼリの香りを楽しむならやはりお浸し。
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実は小生幼少の頃はこれが苦手でした。
周囲にいくらでもあるのでよく食卓に上りましたが、子供には香りが強すぎました。
そこで母はよくホウレンソウと混ぜてお浸しにしていたことを思い出します。
長じてはストレートの方がずっと良くなりましたが。
周囲にいくらでもあるのでよく食卓に上りましたが、子供には香りが強すぎました。
そこで母はよくホウレンソウと混ぜてお浸しにしていたことを思い出します。
長じてはストレートの方がずっと良くなりましたが。
汁物に少々散らす程度なら誰でも香りを楽しめるでしょう。
水辺の山菜としてよくあるのがクレソン。
水辺の山菜としてよくあるのがクレソン。
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湧き水が流れるワサビや野ゼリのある近くには大概クレソンも生えています。
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ワサビの花が咲く頃にクレソンの花も咲きます。
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クレソンは通称で、和名はオランダミズガラシ、英名はウォータークレス。
クレソンは料理の付け合わせによく使われますが、残されることが多いようです。
野ゼリと同じようにお浸しにして食べてみました。
辛味や苦味があり独特の風味が味わえます。
クレソンは料理の付け合わせによく使われますが、残されることが多いようです。
野ゼリと同じようにお浸しにして食べてみました。
辛味や苦味があり独特の風味が味わえます。
こちらはミツバ。
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湿地には天然のミツバがよく生えています。
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店で売られるミツバは殆ど水耕ミツバ。綺麗で細く長く伸びているものの香りは薄い。
天然のミツバは大柄でゴツいけれど香りは抜群、本物の味が楽しめます。