里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

満開の桜に蔵王遠望

2023年04月04日 | 小旅

満開の桜から望む蔵王連峰を撮ってみました。


当地方のシンボルの山と言えば蔵王。
普段は蔵王山(ざおうざん)と呼ばれることが多いのですが、蔵王山という単独峰があるわけではありません。
お釜のある刈田岳を中心に南は不忘山から北東に多くの峰が連なる連峰です。
蔵王連峰を望む絶景ポイントは幾つかありますが、この時期、満開の桜とのコラボを撮りたいと思いつつ果たせていません。
自分の都合と、桜や天候のタイミングが合わないと達成できないのでそう簡単ではないのです。
4月1日朝はまずまずの条件になったので、短時間の予定で出かけました。
蔵王連峰を望む桜の名所と言えば、当県南部白石川沿いにある「一目千本桜」。


大河原、柴田両町の白石川堤防沿い約8キロにわたり樹齢100年級の桜の木が約1200本並んでいます。


今年の仙台のソメイヨシノの開花は3月26日、満開が3月31日と過去最速。


当地も満開でした。


雲も殆どなく晴れ上がりましたが、春特有の霞がかかっており蔵王連峰がくっきりとは見えません。


それでも幾つかのポイントで満開の桜から望む蔵王連峰を撮ってみました。







今年はコロナ解禁で桜祭りも開催され、全国ニュースにも流れました。
土曜日とあって朝から混雑。目的を達成すれば早々と退散することにしました。
もう少し近くで撮ってみようと東北新幹線白石蔵王駅近くのポイントに移動。
やはり霞んでおり、くっきりとはいきません。


近くの小学校の桜です。ここに桜の木があることは前から分っていました。


少し高みから望む蔵王連峰です。


樹齢は古くはないもののポイントとしては悪くない。






なかなか難しいものです。
移動中、偶然に出会ったベニシダレザクラから蔵王連峰を撮ることが出来ました。


満開には少し早く霞んでもいますが、思いがけなくも嬉しいことではありました。


今回の急ぎ足、満開の桜に蔵王遠望の記録は、こんなところで終了です。