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里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

早生ハクサイを穫り始め品質は良好

2024年10月28日 | 畑:葉菜類

数日前から早生ハクサイの収穫を始めました。
台風の情報があったため予定を前倒しして8月12日に直播きしたもの。
品種はトーホク種苗の「郷秋60日」。


種播きして70日くらいでの収穫開始なので日数から言うと少々遅くなりました。
昨年初めて経験したハイマダラノメイガ(シンクイムシ)。その対策に長く不織布をべた掛けしていたためです。


不織布のべた掛け効果はあり虫は付かなかったものの徒長気味で結球が遅れたと思われます。
しかし、昨年早生ハクサイが壊滅したことを思えば多少の収穫遅れは了とします。
早生ハクサイにしては日数が経っている分全体に大株になっています。


気温が高く腐敗(軟腐病)が出やすい天候ながら、今のところ気配はありません。
結球の進み具合に多少バラつきがあるのは不織布を長く掛けていた影響と思われます。
この辺りは8分結球にはなっています。


この辺りは少し遅れ6、7分結球と言ったところ。


この程度のバラツキなら腐敗も出にくく適期収穫するにもプラスかもしれません。
早生としては大概が大株で収穫することになりそうです。
手で触って確認し、結球の進んだものから収穫します。
この株は8分結球以上に進んでいるので穫ってみます。


姿は悪くありません。


早生ハクサイとしてはずっしりと重く2.5㎏ありました。


切ってみます。


完全結球までには若干間がありますが、黄芯系ハクサイらしい綺麗な色になっています。
これががっちりと完全結球してくれば3㎏クラスの大玉になるでしょう。
早くからスーパーなどに並んでいるハクサイは8分結球にもなっていないものが多い。
昔は10月早々から穫ったこともありますが、今はもう無理しません。
こちらは中晩生種のハクサイ。


品種はトーホク種苗の「郷秋80日」。
8月28日に直播きしたもの。
こちらも種播き後土寄せするまで不織布をべた掛けしていました。生育は概ね順調。
葉が立ち上がり、結球始めの気配が見えてきました。冬囲いにもするのであまり急がなくて良い。


畝間は1mと広く、大株になり過ぎないよう株間を狭くしています。


年々消費が減っているとは言え当地方ではハクサイが秋冬野菜の季節到来を告げます。
人と違い作物は嘘をつかないのが良い。