里山悠々録

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ピーマンの支柱を上げ「ふところ枝」を整理

2023年08月28日 | 畑:果菜類

ピーマンは6月20日過ぎから穫り始め、7月10日頃から収穫最盛となりました。
品種は「京みどり」。
当初心配したエソ系ウイルスは杞憂に終わり、生育は順調。旺盛です。


但し、株間が少し狭く、株による強弱が多少見られるようになりました。


誘引は中央の1本の支柱と廃材を利用した横パイプを上げていく簡易な方法です。
横パイプは縦のパイプ支柱にフックバンドで止めています。


枝が伸びてきたのでこれを上げます。
横パイプに枝が密着すると、誘引止めしなくとも枝は動きません。
フックバンドを完全には止めていないので、下から上に軽く叩くだけで簡単に上がります。


20㎝ほど上げました。
この後も横パイプを上げていくので、最後までフックバンドは完全には止めません。
これで最後まで問題なく持っています。
反対側の横パイプも上げました。


全ての支柱が上がりました。


ピーマンは分枝が多いので多少の枝折れなどは気にしなくとも大丈夫。
次は簡易な整枝。「ふところ枝」の整理を行います。
「ふところ枝」とは株の内側に向かって伸びている枝のこと。
ピーマンは花芽が着くごとに2本に分枝し、枝が増えていきます。放置すると手に負えなくなります。
まだ株を上からのぞき込むことが可能です。まだ一度しかやっていないのでかなり茂ってきました。


中心が透けて見えるように枝を間引きます。


一株で結構な枝の間引きとなりました。


これで光線が中まで入るようになり着果や肥大が良くなります。
風通しが良くなることから病害虫対策にも有効です。
「ふところ枝」の整理が終わりました。


尻腐れ果が見られます。トマト同様尻腐れ病と名がついていますが、石灰欠乏症です。
今年のような異常な高温乾燥では石灰の吸収が悪くなり、多少の発生はやむを得ません。


盛んに穫れ続けています。

「京みどり」はもともと縦長で果肉がやや薄く軟らかな中型のピーマンです。
それでもこの時期になると厚みが出て肩も張ってきます。




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