里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ピーマンは未だ収穫盛りで最後の支柱上げと整枝

2024年10月26日 | 畑:果菜類

ピーマンは6月25日頃から穫り始め4ヵ月を経過。
7月半ば頃から収穫最盛となり、以後間断なく穫れ続けています
品種は「京みどり」。


今月も気温が高い傾向は続いており、生育は非常に旺盛で衰える気配は見えません。
今年は通路を昨年より20㎝ほど広げていますが、暫く放置していたため茂りすぎの状態に。


大きく横に広がり枝が垂れて果実が見にくくなり、穫り逃して赤くなったピーマンが散見されます。
本来なら今月早々には誘引支柱を上げる必要があったのですが、省略してしまいました。
非常に混んでしまったのでまずは整枝を行います。簡易な「ふところ枝」の整理です。
「ふところ枝」とは株の内側に向かって伸びている枝のこと。
ピーマンは花芽が着くごとに2本に分枝しねずみ算式に枝が増えていきます。放置するとこのようにジャングルになってしまいます。


中央の支柱や主枝が見えるように枝を間引きます。


上から除くと整枝前はこんな状態でした。


整枝後。大分見えやすくなりました。それでもまだ混んではいます。


長い枝を切ったので大分荒療治になってしまいました。反動が多少あるかもしれません。


誘引は畝の両側に設けた横パイプを上げていく簡便な方法で行っています。
今年は支柱を少し高くしており、まだ上げる余裕があります。
横パイプに枝が密着すると、誘引止めしなくとも枝は動きません。
横パイプは縦のパイプ支柱にフックバンドで止めています。
フックバンドを完全には止めていないので、下から上に軽く叩くだけで簡単に上がります。


今回は最大限まで上げることにしました。20数㎝から30㎝くらい一気に上げました。


同様に反対側の横パイプを上げました。


全ての誘引支柱が上がりました。


少々強引に上げたので枝折れしたものがあります。分枝が多いのであまり気にしません。
それでもどうしても垂れ下がる枝は大きくなっている果実を穫った後切り戻します。
成っている果実は非常に多い。


これから気温が下がってくるに従い肥大が悪くなります。
本当はもっとまめに「ふところ枝」の整理をして果実を制限すべきなのですが。
未だ最盛期と遜色ない穫れ具合です。


果菜類の中ではピーマンが一番長持ちしやすい。
今年、ピーマンは後作のことを考慮する必要がありません。
果実が見にくいようならもう一度「ふところ枝」の整理をしようかと思います。







最新の画像もっと見る

コメントを投稿