里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ソラマメのべた掛けを外し追肥と土寄せ

2022年03月21日 | 畑:豆類

ソラマメにべた掛けしていた不織布を外し、追肥と土寄せをしました。
ソラマメを作るのはしばらくぶりです。
昨年10月になって畑のスペースが空き、それを埋めるためにと動機はやや不純。
この場所は西側に隣家屋敷の立木があり、午後の日当たりが悪く条件は良くありません。
10月半ばに直播きしました。
年内の気温が高く少々伸びすぎ。結果的には少し早過ぎたようです。
12月初めにエンドウと同様、越冬対策に不織布をべた掛けしました。


品種は河内一寸。
当地方は昔からソラマメの産地になっており、主力品種は中早生の打越一寸。
昔ながらの河内一寸はやや晩生ですが、種代が安いのでこちらを選択。
不織布越しに見ても、かなり伸び茎が這っているのが分ります。


べた掛けを剥ぐ目安は最低気温0℃、最高気温10℃と言ったところ。
当地方の平年では春のお彼岸頃です。
エンドウは早めに済ませましたが、こちらの方が低温に弱いので遅く剥ぎました。


かなり伸びていました。主枝は這っているものが多い。


ところどころ、凍害と見られる症状があります。


べた掛けがなければ芯止まりになっていたかもしれません。
わき芽もかなり出ており枝が不足することはなさそう。何れ枝の整理が必要になるでしょう。
主枝には花が咲いてきました。


ただし、これがものになることはないでしょう。


畝の両肩に追肥しました。

やや肥え切れと思われる症状が散見されます。


管理機の逆転ロータで土寄せ。


土をはね上げ大きく寄せます。


クワで手直し。根元までしっかり土を寄せ終了。


不織布のべた掛けが普及する前は、笹竹や藁で越冬対策をしたものです。
それでも越冬中に欠株や芯止まりがよく出ました。
酷い年は春になると半分が無くなっていたというようなことも見られました。
しばらく作っていないので、感覚がイマイチですが、どうなりますか。



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