里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

この花をフリージアの一種と思っていた

2021年08月03日 | 

7~8月、我が家の庭の一角に咲くこの花。
庭と言うよりは、庭の外れにあります。


毎年、旺盛に茂り、オレンジ色の沢山の花を着けます。
この花を、長い間、フリージアの一種と思っていました。


植物音痴の小生は、このような花でフリージアしか名前を知らなかったと言うのが正しい。
数年前、フリージアとは咲く時期も違い、この辺りで地植えで育つのも変なので、「フリージアに似た花」で調べてみました。
すると、「フリージアに似た花」の中にこれがありました。


改めて確認してみるとヒメヒオウギズイセンあるいはクロコスミアで出ています。
和名がヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙) 、学名がクロコスミア、別名がモントブレチア。
この石垣の前にあるヒメヒオウギズイセンは7月半ばくらいから咲き出しました。


花が鮮やかな濃いオレンジなので梅雨期に一番目立っています。
この花の着き方が小生にはフリージアに見えたというわけです。


細長い剣葉が密に茂ります。


こちらはやや日陰にあるため、7月20日過ぎから咲き出しました。


いつ頃から植えられていたのか、記憶が定かでありません。


多分、母が植えたものと思うのですが、今となっては不明です。


少々調べると、繁殖力が強く、野生化しやすいとあります。
全くの放任で、毎年沢山の花を咲かせていますから、納得です。
もっとも、明治の中頃にヨーロッパから渡来した外来種で、移入規制種に指定している県もあるらしい。
我が家では庭の外れにあり、この時期、目を楽しませてくれるのでこのままで良いと思っています。


しかし、毎年この花が咲き出しても、すぐ名前が出てこず、「フリージアに似た花」から抜け出せない。



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