画仙紙 半切1/3
アブラナ科植物のトウが花を咲かせれば大概は菜の花と言って間違いではないでしょう。
別名は十字花科。文字通り花弁が4枚で十字の花です。
菜の花として生花用に作られるもの、野菜のナバナやトウ立ち菜として作られるもの、自然の野に咲く菜の花まで、様々あります。
しかし、それぞれ葉や花には微妙な違いがあります。
微妙というのは語弊があるかもしれません。形が大きく異なることもあります。
いわゆる菜の花の付き方には密なもの粗なもの、多数のわき芽が出て多くの花を咲かせるものなど。
葉も濃緑なものから黄緑色のもの、肌の滑らかなものや多くの縮みがあるもの等々。
油絞り用の菜種は、目的が目的だけに体は大きく花数も多い。
幼少の頃、我が家でも二毛作で菜種を作っていました。
今回描いたモチーフは花屋さんに出ている生花用の菜の花。
花が小振りで、葉には縮みがあり細身、太めの中ろくがあります。
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