本画仙 色紙
イチゴを水墨画で描きました。
このたび県南沿岸部の震災復興の地を訪ねました。そして、亘理町、山元町のイチゴ産地が力強く復活した姿に深い感銘を受けました。
当県オリジナル品種の「もういっこ」。
発表されて10数年経ち、すっかり定着しました。県民にも広く認知されるようになっています。
近年は新しいオリジナル品種「にこにこベリー」も作られるようになりました。
画はハウス栽培のイチゴをイメージして描いてみました。
ハウスで栽培されるイチゴは、この画のように次々と花が咲き、11、2月から半年にわたって収穫が続けられます。
露地栽培ではこのように赤い実の着いた花房と同時に次の花房に花が咲いているような姿は見ることができません。穫れる期間は2、3週間と甚だ短い。
これはイチゴの花芽分化と休眠という生態によるものです。
昔、我が家でも、露地のイチゴを作っていました。当時は「ダナー」という品種でした。さらに遡ると「幸玉」という品種。
これらの品種が分かる方は年齢が知れます。
旬という言葉が露地栽培のものとすれば、この辺りでは5月下旬から6月上旬。現在ではイチゴの露地栽培は経済的に成り立ちません。
亘理、山元町のいちご狩りを楽しんでいました。
もうハウスでは、いちご狩りも出来ますね。
コメントありがとうございます。
今がイチゴ狩りにはいい時期なんでしょうね。