里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

畑の土づくりに木炭も活用

2018年12月11日 | 畑:果菜類
 夏から秋にかけて作物を作り、収穫が終わった畑は、来年に向けて今のうちに土づくりをしておきます。
 この畑は、なす、ピーマン、さといも、カボチャなどを作った畑。この畑は畝を広く取っています。今年畝になった間の通路部分を来年は逆に畝として利用します。何年もそのやり方を続けてきました。どのぐらいの効果があるかは分かりませんが。
 この辺の土は粘土質で、肥料持ちがよくミネラル分も豊富なため美味しい作物ができると言われていますが、作業はなかなか大変です。
 私の土づくりのやり方は、まず来年畝になる今年の通路部分に堆積していた切りわらをたっぷり入れることからはじめます。



 次に、市販の有機肥料と石灰窒素を散布します。


 さらに我が家にストックされているくずの木炭を散布します。


 木炭は30年以上前、父が健在のころに焼かれたものがまだかなりストックされているのです。
 木炭は活性炭の役目を果たし、粘土質の土壌では湿害防止や根張りをよくする効果があると言われています。少なくとも悪いことはなさそうなので父の遺産と思い活用していますが、効果についての確信はありません。


 私の知人に林業家の方がおり、木炭を粉状にし、土づくりの資材として果樹園用などに販売しており、評判はいいようです。また、ある県の試験場では木炭の効果について実証しているそうです。



 最後はトラクターで、ロータリー耕ではありますがゆっくりとできるだけ深く耕します。


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